もし自民党サイトだけ通信無料だったら大騒ぎに発展するでしょう
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画像引用:https://stat.ameba.jp/user_images/20180906/00/wada-masamune/e1/31/j/o1080075614261095904.jpg



見放題とネット中立性

最近スマホなどで特定のサイトだけ無料や定額見放題というサービスが増えています。

利用者にはメリットがあるが思わぬところからクレームが入り、憲法違反の疑いもあるという。

いったいなぜ動画サイトやsnsを無料にすると憲法問題が出てくるのでしょうか?

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通信キャリアなどが特定のサイトを優遇するのをカウントフリーと言い、LINEあたりから増加しました。

若者の間でLINEの利用が急速に増え、利用者を取り込みたいキャリアはLINEだけ通信無料などにしました。

論点は大きく分けて2つあり「中立性」「通信の秘密」で後者に憲法が絡んできます。


まずネットワークの中立性はプロバイダやサービス業者がライバルを蹴落とすのに利用される懸念があります。

たとえばある有名企業はプロバイダであり通信事業者であり、検索事業やポータルサイト、ニュースサイトでもある。

すると有名企業は自分に不都合なニュースをネット上で検索できなくしたり、ライバル企業へのネット接続を減少させることもできる。


自社ユーザーがライバル企業のサービスにネット接続しようとすると、通信速度を下げて利用しにくくするなども可能です。

海外の有名企業では実際にこうした例があり、ライバルを蹴落とす手段のひとつになっている。

反論もあってすべてのサイトを公平にあつかった結果、フェイスブックのように巨大なネット企業がコスト負担ゼロで巨額の利益を得ている。



「通信の秘密」は憲法問題?

特性サイトだけ見放題サービスは確かにネットの完全な中立性からは逸脱しています。

もうひとつの「通信の秘密」は日本インターネットプロバイダー協会(JAIPA) のガイドラインを根拠にしています。

同ガイドラインでは「個別の通信に係る通信の日時、場所、通信当事者の氏名、住所・居所、電話番号等の当事者の識別符号等」で通信の内容を推知されるような事項全てが含まれると書かれている。


電気通信事業法では「電気通信事業者の取扱中に係る通信の秘密は、侵してはならない。」と書かれています。

さらに憲法第 21 条第2項には「集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。

検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない。」と書かれています。


「通信の秘密は、これを侵してはならない。」の内容が日本インターネットプロバイダー協会のガイドラインに書かれているというわけです。

特定サイトの優遇を逆に言えば「特定サイト以外は差別する」ことで、「自民党サイトは無料だが共産党サイトは有料」だったらどうでしょうか?

こうした事を指摘して憲法違反ではないかと言う人もいるという事です。