コンシューマーレポートのランキング
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画像引用:https://sc.cnbcfm.com/applications/cnbc.com/resources/files/2018/10/24/winnerslosers.png



日独韓が上位独占

先日発表された米消費者情報誌コンシューマーレポートで、テスラが大きく順位を落としました。

調査した29社中テスラは27位で、もっと下はキャデラックとボルボでした。

ボルボは日本では信頼性が高い車として人気だが、日本では故障や信頼性の公正な調査は行われていない。

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コンシューマーレポートの1位はレクサス2位トヨタ、3位マツダ4位スバル、6位にインフィニティ(日産)が入った。

ドイツ勢はアウディ7位が最高でBMWが8位、ミニが9位でポルシェが11位と続いている。

日本ではドイツ車より評価が低い韓国車は、キアが5位、ヒュンダイが10位、ジェネシス(現代)12位とまずまずだった。


本国のアメリカ勢はフォード18位、ビュイック(GM)19位、リンカーン(フォード)20位と惨憺たる順位でした。

最下位から2番目はキャデラック(GM)で、最下位28位はスウェーデンのボルボだった。

ボルボは90年代に経営破綻して1998年にフォードが買収、2010年に中国の浙江吉利控股集団が買収した。


ボルボ資本としては中国企業で、生産はスウェーデンやEU各国の他、中国やアジア、米国などで行われている。

おそらく日本で販売されるのは中国製で、アメリカで売られるのは米国製が中心でしょう。

米国車の信頼性が低いことからも、アメリカ自動車工場で生産される自動車は(日本メーカーを除いて)おおむね信頼性が低いと分かる。



テスラの急降下の原因は?

日本車でも米国生産比率が高いホンダの信頼性は(他の日本車より)低く、マツダやスバルの方が高かった。

そして今回順位が急降下したテスラは100%米国のカリフォルニア工場で生産されていました。

中でも販売から年数が経って生産が順調な筈の「モデルX、モデルS」がひどく、モデルXは「最悪な車ワースト10」に選ばれていた。


モデルSも「平均以下」という評価を貰い、去年発売されたモデル3は「並み」という評価だった。

テスラは経営破綻を避けるため週5000台の生産台数が義務つけられていたが、ずいぶん無理をしていました。

本工場の隣に「プレハブ工場」を1週間で建てて生産を始めるなど、日本車では絶対にありえない。(日本メーカーは1年程度かける)


テスラの最大の問題は製造過程にあり、イーロンマスクは他のシリコンバレー企業のように全て自動化できると考えていた。

だが実際の自動車製造は思ったより「手作業」が多く、多くの作業を熟練作業員に頼っている。

機械が組み立てた自動車はそのままでは部品がうまくかみ合わず「でこぼこ」なので、作業員がばらして組み立てなおしている。


テスラは最近2年ぶりに四半期で黒字を計上したが、部品メーカーへの支払いを「つけ払い」にするなどの会計操作が報道されていた。

他にも色々なテクニックを駆使して黒字にしているようで、額面通りには受け取れない。

テスラの今後はもう少し推移を観察する必要があるでしょう。