2018年11月7日発売の新型iPad Proをテストしたメディアなどの評判がかなり良い。
アップルのサイトでは11インチが8万9,800円、12.9インチが11万1,800円(税別)からとなっています。
格安SIMで通信できるセルラーモデルは11インチが10万6800円から、12.9インチが12万8,800円(税別)からとなっている。
最初に目につく違いは磁石が入っていて鉄にくっつくことで、冷蔵庫やボードなどに貼ることができる。
貼れることで机に置かなくても立ったまま見たり、複数人で見ることができるので意外に活用の幅が広がる。
新iPad ProはどちらかというとIT職向けに作られていて、CADやグラフィックデザイナーなどタッチペン操作が優れている。
純正キーボードは11インチ用が2万1384円、12.9インチ用が2万4624円とかなり高い。(前から純正は高かった)
11インチSIMフリーの安いモデルでもキーボード付きだと約13万円になり、12.9インチだと15万円を超えてしまう。
2万円台のタブレットもあるのでかなり高価だが、ノートPCとして見ると良くできている。
キーボードカバーごと折りたたむと完全なノートPCで、しかも非常に薄くて軽い。
重さは11インチが468グラムで、12.9インチは633グラムで厚さわずか5.9mmしかない。
12.9インチキーボードカバーの重さは408gなので装着すると1,041g、11インチ版はおそらく1,000g以下でしょう。
超軽量ノートPCとして使える
これを評価が高いノートpc、マイクロソフト Surface Proと比較すると、重量1.65KgでiPad Proよりかなり重い。
大きさと厚みもiPad Proよりゴツく12.3型、持ち歩いて気軽に使うには躊躇する代物です。
Surface ProはosがWindows 10でcpuはCORE i5(i3からi7まである)は13万円となっている。
Surface Pro日本版はオフィスが標準搭載されているが、iPad Proにもアプリケーションが用意されています。
iPad Proは処理能力の高さが売りで、ベンチマークではSurface Proや他社のPCを圧倒する速さを示しました。
今までのタブレットでは重かった動画編集も、Surface Proより短い時間で処理できていました。
バッテリー駆動時間はiPad Proが13時間で、Surface Proの9時間より長かった。
Windows搭載モデルは起動時間が長く、無駄にCPUパワーを消費するので処理能力も低い傾向がある。
もっともWindows PCはパソコンなので、タブレットのiPadにはできない作業も色々できる。
さらにSurface ProやWindows PCにない絶対的な長所はSIMフリーモデルがある点で、Surfaceシリーズにはない。
WIFIに依存せず外でネット接続できる利点は大きく、Windows PCのようにモバイルルーターを用意しなくて良い。
アンドロイドタブレットもSIMフリーモデルがあるが、PCに比べて処理能力や作業性が劣っている
こうして見るとiPad Proは持ち運ぶ手軽なパソコンとして最適で、どうしてもWindowsが必要でなければ魅力的といえる。
ブログや文章を書く、出先でデータをまとめる、タッチペンでイラストなどを描くのは特に向いている。