世界経済が混とんとする中で韓国経済の将来が不安視され、国内ではIMF危機再来も言われている。
韓国を取り巻く世界情勢は1997年の少し前と似ており、日米と対立し北朝鮮や中国と接近していた。
韓国の名目成長率は最低ラインとされる3%を下回り、来年は2.5%と予測されています。
韓国は朴政権が中国との「経済同盟」を提唱して日米とは絶縁状を叩きつけていました。
皮肉にも同時期に中国経済が停滞し始め、来年の成長率は6%を割り込むとも言われている。
6%はかなり高く見えるが、これは年間数百兆円もの公共投資の結果で、そうとう下駄をはかせている。
日本だって年100兆円の公共事業をやれば少なくとも6%以上の経済成長は可能だが、成長した以上に借金が増えるのでやらない。
これを中国がやっているので、将来は溜まったツケを払うことになるでしょう。
中国と”経済同盟国”になった韓国の運命も風前の灯で、日本と絶縁するといって日韓通貨スワップも破棄してしまった。
中国と「経済同盟国」と思ってるのは韓国だけ
韓国は1997年にIMFの保護国になったが、IMFはアメリカが創設した国際基金であり、アメリカの強い影響下にある。
そのアメリカと韓国の関係が険悪化していて、先日は韓国大統領専用機の米国着陸を拒否する事件があった。
理由は韓国大統領機がアメリカに無断で北朝鮮に着陸したからで、これは国連安保理の北朝鮮制裁決議に違反している。
韓国は北朝鮮が中止を求めているという理由で米韓合同演習を中止したり、米空母の寄港を拒否したりもした。
アメリカの許可を得ず38度線の地雷を撤去したり監視塔を撤去し、南北鉄道の接続も無断で決めた。
南北鉄道も安保理決議違反で、これでもかと同盟国アメリカの顔に泥を塗っている。
さらにアメリカが「ソウルを防衛するため」配備したサードミサイルも、中国が反対しているという理由で山の中のゴルフ場に設置させた。
さらに韓国は中国と「数年後にサードを撤去する」という合意文書も、アメリカに無断で交わしていた。
韓国政府は日米より中国北朝鮮を重視する姿勢を示し、「アメリカなど不要」と公言している。
中国と経済同盟国と思ってるのは韓国だけで、中国側はそう思っていない。
70年間保護してきたアメリカに絶縁状
日本に対しては今までもそうだったが、とうとうアメリカも敵国呼ばわりし始めた。
韓国の経済状況は97年以来最悪になりつつあり、若者の失業率は20%に達している。
アルバイトなどでしのぐ若者を含めると、50%に達しているという指摘もあるほどひどい。
韓国とアメリカは朝鮮戦争以来の同盟国だが、それは「韓国が共産主義陣営になったら困る」からでした。
韓国が中国や北朝鮮陣営になったら、もうアメリカが韓国を支援する理由は一切ないのだが、韓国人だけがこれを理解しない。
ママに甘やかされた幼児のように、アメリカが特別扱いするのを当たり前と思っている。
度重なる慰安婦と徴用工騒動で、日本が経済的に韓国を助けるのは、もうあり得なくなった。
アメリカも敵側陣営になった韓国を支援する理由がなくなり、おそらく救済しない。
米中対立で世界経済は不透明になり、韓国企業はかつての輝きを失っている。
自動車やスマホや半導体は中国や東南アジアに追い上げられていて、日米欧のような先進国にはなれない。
こんな状態で2008年や1997年のような経済危機が起こったらどうなるのかと、韓国人すら不安に思っている。