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孫神話の崩壊 ソフトバンクは成長限界に達したか

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「黒字黒字大儲け」と連呼するだけで中身を説明しない
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画像引用:記者会見で決算内容を説明するソフトバンク…:ソフトバンクGの決算記者会見:時事ドットコムhttps://www.jiji.com/jc/p?id=20181105203449-0028777215

孫商法への不信

孫正義が築いたソフトバンク帝国はもしかしたら成長限界を迎えたかも知れない。

2018年12月19日にこの年最後にして最大の新規株式公開がソフトバンク株だった。

ソフトバンクは2.6兆円を資金調達したが公開価格1500円を下回り、購入した株主に損失を与えた。



景気の良い進軍ラッパを吹いて買いを煽った孫正義は口をつぐみ、どこかに雲隠れして出てこなくなった。

この光景を前にも一度見たことがあり、それは2011年の東日本大震災後の太陽光ブームと撤退だった。

孫正義は太陽光発電を煽りに煽り、菅直人総理に直談判してキロワット40円の固定買取価格を実現させた。

太陽光買い取り価格はその後段階的に引き下げられたので、最初に参入したソフトバンクが最も高く、後から参入した企業ほど安くなった。

なんだか騙されたような嵌められたような気がして仕方がないが、孫正義が調子の良いことを言った結末は必ずこうなっている。

ソフトバンクは旧ボーダフォンを買収して携帯電話事業に参入し、当初は価格破壊を連呼して低価格競争をした。

だがすぐにドコモやAUと横並び価格になり、無競争で法外に高い料金を取り、年間1兆円もの利益を挙げている。

ソフトバンク分割上場は、ひとつの饅頭を2つに切って売るようなもので、あのライブドアで堀江がやった事に似ている。

常識的に考えればソフトバンクという一つの会社を2つに分けたら、合計の価値は前と同じに決まっています。

ソフトバンクの負債総額は25兆円?

ソフトバンクの有利子負債はメディアによると15兆円ですが、これとは別にサウジが出資した10兆円ファンドが存在する。

ファンドは一見すると自分の資産のようで、孫正義は自分のお金のように買い物を楽しんでいる。

だがファンドは配当という利子を出資者に返済しなくてはならず、解約されれば10兆円を返済する必要がある。

つまりファンドの10兆円も借金と同じ性質があるので、ソフトバンクの実質的有利子負債は25兆円とも言えるのです。

15兆円ですら負債額が多すぎるのに25兆円は多すぎるのだが、孫正義は「もう10兆円増やす」と公言していました。

こうした孫氏のどんぶり勘定に対して「本当のことを言っていない」という批判が海外から強まっている。

最近のソフトバンクは大規模通信障害、スマホ決済ペイペイをめぐる騒動、ファーウェイなど中国企業や中国政府との関係などマイナス材料が多い。

また米スプリントの通信事業は表向き黒字だが、実際は合法的な会計操作だと以前米メディアに指摘されていた。

10兆円ファンドも買収金額や配当を含めればまだ利益が出ていない筈なのに、「黒字黒字」と連呼して詳細な説明をしようとしない。

また出資者のサウジアラビアの皇太子は、トルコのジャーナリストを粛清した疑いをもたれている。

動かす金額が巨大になるにつれて孫氏のどんぶりが大きくなり、説明がいい加減になっている。

これらは「孫マジック」の一言では済まされない重要な事だと思います。

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