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レーダー照射でわかっている事 北朝鮮の工作船と韓国が接触していた

2本の長いアンテナ、高速ボートのような船型が工作船の特徴
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画像引用:https://stat.ameba.jp/user_images/20190106/11/lovballadost/19/4f/j/o0735028614334157947.jpg

レーダー照射でわかっている事

2018年12月20日に海上自衛隊P1哨戒機が、韓国駆逐艦からレーダー照射された事件は、韓国側が日本に謝罪を要求する奇妙な展開になっている。

韓国政府によると韓国軍艦広開土大王が使用したのは捜索用レーダーで、ミサイル誘導レーダーは使用していない。

韓国軍艦1隻と海上警察艦船が1隻、海上警察艦船から発進した小型ボート2隻、そして北朝鮮の漁船がP1が撮影した写真に写っている。



日本側は12月28日にP1が撮影した動画を公開し、この映像と写真には広開土大王がミサイル誘導レーダーを正面(自衛隊機側)に向けているのが写っていた。

P1が広開土大王にレーダー照射の目的を訪ねたり、周波数を変更しながら何度も呼びかけたが、一度も応答がなかった様子が録画されていた。

これに反応して韓国政府は「日本軍機の発音がひどかったので聞き取れなかった」「日本軍機は間違った周波数を使用したので受信できなかった」などと指摘した。

韓国政府は1月7日に反論画像を公開し、「自衛隊機は高度60m、距離500m以内で低空飛行し威嚇した」と日本政府に謝罪を要求した。

これに対して防衛省は高度150m以上、距離500m以上だった」と反論した。

自衛隊はP1が撮影した動画を距離と高度の証拠としていて、韓国側が公開した動画と画像でも、接近したり低空飛行した場面は映っていない。

韓国政府は1月24日に画像5枚を公開し、「別な日に自衛隊P3Cが低空で威嚇飛行した」と日本政府に謝罪を要求した。

写真のうち2枚は計器パネルを写した写真で、1枚がかなり遠方から写した写真、2枚は赤外線撮影した写真だった。

このうち計器パネルを移した写真には「200 ft」とP3Cの高度が表示されているが、通常「200ft」と隙間なく表示される。

円盤が丸く見えるという事は、ミサイル誘導レーダーで追尾している
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画像引用:https://rpr.c.yimg.jp/im_sigg76Yjqw6rz14O.DcME9TXEA—x800-n1/amd/20190121-00111917-roupeiro-000-10-view.png

韓国政府が指示した証拠を海軍が作れなかった

空間が空いた理由は最初「2000ft」だった画像を加工して「200 ft」にしたと指摘されている。

2000フィートは609mなので、防衛省が説明した高度に近い。

赤外線写真については「ミサイル誘導レーダー使用時に撮影した写真ではないか」と指摘されている。

韓国政府はなんども「日本軍機は海面60m以下で威嚇した」と主張しているが、韓国海軍はそれに一致する動画や写真を出していない。

このことは「海面60m」は韓国海軍側が言ったのではなく、韓国政府(大統領府)がそう言いだして、海軍には説明を補強する証拠製作を指示したと考えられる。

だが海軍は大統領府が言うような証拠を作成できず、しかたなくデタラメな写真を提出した。

韓国政府の言い訳はこんな事なのだが、さらに重大な事として「北朝鮮の漁船は何をしていたのか?」が浮上しています。

当時北朝鮮漁船は救難信号を発しておらず、日本側や在日米軍は受信していないので、韓国海軍や海上警察も受信していない筈です。

現場は大和堆という日本海のど真ん中で日本のEEZ(排他的水域)内なので、韓国軍艦や海上警察が航行する場所ではない。

1999年不審船事件で北の工作船を追跡する巡視艇
こうした工作船で200人以上の日本人を拉致した
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画像引用:https://blog-imgs-24.fc2.com/f/a/l/falcons/20080625121549.jpg
韓国が公開した証拠画像の一部、「200」と「ft」の間が空いているが「2000ft」を塗りつぶしたと指摘されている
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北の工作船と韓国が密貿易していた?

大和堆はイカ漁場なので北朝鮮の密漁船数百隻が漁をしており、北の漁船が居るのは不自然ではない。

また韓国漁船も出没してやはりイカの密漁をし、日本漁船を追い払ったり襲撃しています。

韓国軍艦と海上警察が救助していたという北朝鮮漁船だが、通常の漁船とは大きく異なる特徴があった。

イカ釣り漁船は船の上に「屋根」のようなものを付けて海面をライトで照らし、イカをおびき寄せて漁をします。

上部の装備品こそイカ釣り漁船に似せてあるものの、船体は高速ボートのような形状をしていて、日本海に漂着するボロ船とはまったく異なる。

かつて日本の巡視船や護衛艦と追跡劇を展開した北の工作船とそっくりで、船型からは巡視船をふりきれる速度が出せる可能性がある。

決定的な証拠は1999年や2001年の不審船事件で自衛隊が「工作船である証拠」としていたレーダーアンテナです。

韓国軍艦と海上警察が救助した漁船の上部には、イカ釣り装備に見せかけて、長いアンテナが2本伸びています。

自衛隊にいわせればこれは「工作船である証拠」になり、漁船に見せかけて偽装しているだけです。

では北の工作船は何をしに日本海の真ん中に居たかですが、「密漁船団の監視や統率」「韓国との瀬どり」「日本への侵入」が考えられます。

密漁船団を統率したり脱走防止に監視していた可能性が高いが、秘密裏に韓国に入国したり瀬どり貿易していた可能性もある。

韓国と瀬どりしていたなら最初から韓国軍艦と海上警察が同伴していても不思議ではなく、他にも北朝鮮の船が居たが1隻だけ故障したのかも知れない。

最後の可能性としては北の工作船と韓国が共謀して日本に工作員を潜入させようとしたというものです。

韓国と北朝鮮がそこまで連携している可能性は高くなく、露見した時のリスクを考えると「韓国軍艦と海上警察が同伴して日本に工作員潜入」は考えにくい。

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