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アマゾン大火災の原因はバイオ燃料 森林伐採して燃料農場

バイオ燃料とは「森林を燃料に変えている」だけです
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画像引用:ブラジルのバイオエタノールをめぐる動向|農畜産業振興機構https://www.alic.go.jp/joho-s/joho07_000557.html

森林破壊して環境に良いと言い張る人たち

アマゾンの森林火災が地球的災害となり、世界全体の気候や酸素やCO2濃度にまで悪影響を及ぼす可能性が出てきた。

アマゾン大火災は1回の火災ではなく、2019年は8月20日までに7万4155件の火災が発生し、今日もおそらく発生しては鎮火している

鎮火する火災より発生する火災が遥かに多いので、火災は拡大し続けているのがアマゾン森林火災です。



湿地帯のはずのアマゾンは現在「枯葉の山」になっていて、僅かな火元でも燃えやすくなっている。

世界最大の湿地帯を枯れ葉に変えた原因として、20年前ほどからブラジルでもてはやされていた「バイオ燃料」を挙げざるを得ない。

ブラジルは世界初にして世界最大のバイオエタノール燃料の生産輸出国で、簡単にいうと畑で栽培した作物から燃料用アルコールを取り出す。

ガソリンは1リッター100円台でしかないので、それに代わるバイオ燃料もせいぜいその程度の価格です。

食料用の農作物と比べて燃料用トウモロコシ、サトウキビ、大豆、小麦などの買取価格は非常に安い。

これは同じ収入を得るのに食料用の畑の何倍もの農場を必要とするのを意味し、アマゾンの森林を整地して畑にしました。

ブラジルは300億リットル以上のバイオ燃料を生産し、世界一の環境大国として称賛されていました。

環境主義者たちはバイオ燃料で石油使用量が減ったのを称賛したが、アマゾンの森林が伐採されたのは気に留めなかった。

これはドイツが主張しているバイオマス発電も同じで、森林を伐採して砂漠を作り、環境にいいなどと言っています。

バイオマス発電もバイオ燃料も妄想としか言いようがない代物で、これらは森林を砂漠にして燃料として燃やしているに過ぎません。
日本も森林伐採とバイオ燃料ブームに加担しました
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バイオ燃料でブラジルの森林は砂漠になった

ブラジルは焼き畑農場が主流で森林を伐採して燃やし、灰を肥料として農作物を栽培します。

ところが森林を燃やしたことで土壌の栄養素はすべて喪失してしまい、短期間で作物が育たない不毛の地になります。

するとまた別の森林を焼き払って数年間だけ収穫し、また別の森林を焼き払っています。

「焼き畑農業的な経済」という言葉がばかの代名詞として使われるほどで、世界最悪の農業システムです。

アマゾンの森林は数百万年かけて形成されたが、それを焼き畑農場にするとたった数年で利用価値が無い砂漠になる。

これを煽って森林破壊に加担したのが「環境エネルギー主義者」で、バイオ燃料は環境に良いとそそのかし、バイオ燃料需要を増やした。

バイオ燃料生産がブラジルの一大産業になってしまい、人々は争って森林を伐採し、農場を作っては砂漠にした。

運よく農場にならなかった森林も周囲が農場になる事で「枯れ葉の山」になり、点火を待つ火薬庫のようになった。

そこに雷や放火や不注意によって火がついて、年間10万件もの火災が発生し、アマゾンのすべての森林を消失するのが時間の問題となっている。

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