韓国が主張している、というより喚き散らしている歴史問題のすべてが嘘であることが知られるようになった。
韓国人は嘘つきだとか言っても仕方が無く、どうして韓国人はそのような事を言うのかの解明が重要です。
韓国を含む半島の歴史は日本や中国や欧米と決定的に違うことがあり、1948年まで一度も「国」だったことが無かった点でした。
話は日本の弥生時代に遡り、紀元前1000年頃に福岡市の海岸に数十人ほどの渡来人が上陸し、初めて水田を作りました。
彼らの出身地がどこかは不明だが、地理や技術から考えて半島南部の住人か、大陸から半島を経て九州に移住してきた。
その頃は縄文時代末期で九州北部の人口はゼロに近く、渡来人は争う事もなく定住し、縄文人ともうまくやっていたようです。
縄文人は多種雑多な人種をそう言っているだけで日本列島のすべて、台湾や半島やシベリアにも縄文人に近い人たちが住んでいた。
大陸に続いて半島と日本でも農業が始まり、人口が爆発的に増加したことで小集団はムラになり、やがてクニから国家になった。
人口でいうと縄文末期に日本列島で10万人以下だったのが弥生時代に50万人、飛鳥時代に100万人に達した。
今のような「国家」ができるには人口100万人が必要で、それより少ないと中央集権国家にはなりにくいとされている。
日本と半島の人口比は縄文時代から日本の方が多く、弥生時代には2倍、飛鳥時代には3倍の差がついていました。
日本列島は西暦500年までにヤマト国家が統一したのに対し、半島は統一国家がないまま3つか4つの国家に分裂します。
中国皇帝の永久属国だった朝鮮
半島北側はたいてい中国王朝の支配地で、南側は独立色が強いが日本の影響下にあり、海は倭寇(日本の海賊兼海軍)が支配していました。
大きな変化があったのは西暦391年頃で半島北側は高句麗、南側は新羅と百済に分割していました。
記紀によれば神功皇后は半島に出兵し、半島三国を打ち破って支配下に置き、約260年間統治しました。
半島三国は日本に従いながら大陸の唐にも臣従し、621年頃に百済・新羅・高句麗が皇帝に朝貢した記録が残されている。
朝貢とは中国の領土の部下たちが皇帝に贈り物をする行為で、朝貢した国は実際には「国」などではなく中国の自治体に過ぎない。
日本は朝貢を拒否し対等な外交であると主張したため、皇帝が激怒した事件が607年の遣隋使・小野妹子でした。
それまで日本は中国皇帝に対して、立場を明確にしない事でうまく付き合ってきたが、聖徳太子の国書には「日本の天子から中国の天子へ」と同格である事が明記されている。
この時から日本と中国は対等になり、中国の地方自治体の半島国家より遥かに格上になりました。
皇帝との問答は日清戦争で清国が亡びる1912年まで続き、現在もどちらが格上か対等かのような対立が続いている。
聖徳太子から半世紀ほど後の660年に日本の属国だった百済が唐に滅ぼされ、663年白村江の戦いで日本は半島の支配権全てを失いました。
唐が半島を統一し新羅は名目上統一国家になったが、実際には皇帝に朝貢し冊封を受け入れる「地方自治体」になりました。
冊封とは皇帝に領土を差し出して家臣になる代わりに、自治体の長として身分を認めてもらうという取り決めです。
韓国人の強烈な劣等感の源
日本と朝鮮はどちらが格上かで絶えず揉め、曖昧にしておくことで最低限の国交を保ってきました。
もし本当の事を認めてしまうと大和朝廷と中国皇帝は対等で、朝鮮王は中国の地方役人に過ぎないので、朝鮮王は日本の地方役人と同格になってしまう。
半島国家は有史以来ずっと大陸皇帝に服従していたので、独立したのは1897年ですがこれも日本帝国の「地方自治体」のような存在でした。
本当に独立したのは1948年の大韓民国だが、国名で分かるように伊藤博文が作った「大韓帝国」のコピーに過ぎません。
わが民族はずっと中国の家来でしたなんて情けない歴史は子供に教えられないので、「人類の起源は韓民族だった」ような歴史を作りました。
本当の歴史が惨めであればあるほど、輝かしい歴史を創作しなくては韓民族の偉大さを教えられないのです。
日本統治前の李氏朝鮮はアフリカ以下の世界最貧国だったが、1945年には日本以外のアジア最先端地域になっていました。
これも教えられないので「日本は酷いことをした」事にし、李氏朝鮮は日本より繁栄していたが日本が奪った事にしました。
1945年に日本から独立したらすぐ北と南が戦争を始め、朝鮮半島は焦土になり再び世界最貧国に落ちぶれた。
この時救ってくれたのがまた日本だったのだが、これも子供に教えられないので「日本の妨害を跳ね除けて経済発展した」と教えています。
結局有史以来本当の半島には、子供に教えられるような歴史がひとつも無いので、嘘を作らないと歴史が無いのです。
李氏朝鮮以前の半島では中国皇帝の家臣だったので、中国の歴史を韓国の歴史として教えていました。
日本や中国には最初の国ができた時から国書として歴史があるが、韓国には無いので「輝かしい歴史」を作ろうとします。
ところが実際には惨めて子供に話せないような歴史しかないから、なんでもねつ造に走ります。
ここに韓国人や半島人の強烈な劣等感の源があり、日本人や中国人には理解できない心情です。