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日韓会談は進展なし 日本は国際法遵守、韓国は制裁解除を要求

1年半ぶりのトップ級会談だが、互いに同じ要求を繰り返した
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画像引用:安倍首相と韓国李首相、1年ぶり首相会談https://www.nikkansports.com/general/photonews/photonews_nsInc_201910240000271-1.html

安倍首相と韓国李首相の会談

10月24日に即位礼で来日した韓国の李首相が安倍首相と会談し、文大統領からの親書を手渡した。

会談は予定の10分より長い25分に伸びたが、これは「10分では短い」と韓国側が強く要求したからだった。

安倍首相は韓国側が国際法違反を早期に是正するよう要求し、李首相は日本側の「経済制裁」解除を要求したと見られる。

来日してからの李首相の言動からは、親書には日本側の要求に答えることは書かれていない。

日本側の要求は安倍首相によると1965年の日韓基本条約や、日韓合意を韓国側が履行することです。

韓国は「1945年以前に起因するすべての請求権を放棄する」のと引き換えに、GDPの数倍という莫大な援助を受けた。

日本側からするとこれは100%「賠償金」であり、すでに支払い済みの事を韓国は繰り返し要求してきた。

表面上の援助だけにとどまらず、現代やサムスンなど韓国財閥にトヨタ、日産、三菱、日立などあらゆる日本企業が無償で技術援助した。

韓国の巨大造船所も自動車産業もIT産業も何もかも全て、日本が作ってやったものでした。

これらも賠償金であり、さらに日本は韓国が国連の非常任理事国など重要な地位につくよう強力に後押しした。

1988年ソウル五輪も日本が強く推薦して開催させ、2002年ワールド杯も2018年平昌五輪も同じでした。

これに味をしめた韓国は日本はいくらでも金を払うのを学習し、日本が援助するたびに反日活動を活発化させました。

これは日本政府や安倍首相が悪いのであり、安倍政権になってからも何度となく謝罪を表明しては金を払っています。

韓国からすると反日活動をすると日本が謝罪して金を払うだけでなく、オリンピックでも技術でも地位でも何でも得られる事になる。

即位礼でせっせと友達外交した李首相

新天皇即位礼に出席するため来日した韓国の李洛淵首相は韓国の期待を一身に背負っている。

だがその活動内容は相変わらず日本の悪口を言いふらし、自分の事は棚に上げて要求ばかりしている。

韓国では空前の不況と失業実態から、財界や国民から強い不満が出ている。

文大統領の支持率は政権運営に必要とされる40%を割り込み、与党内からも不満が出ている。

象徴的だったのは文大統領が自らを捜査させないために法務大臣に任命したチョ・グク法相が約1か月で辞任した事でした。

グク法相は次々に不正が出てくるので玉ねぎ男と呼ばれ、法相辞任を求める反文大統領デモは多くの参加者を集めた。

文大統領は新天皇即位礼への出席を見送ったが、李首相から要請されて渋々「親書」を書いた。

親書には日本側が求めた国際法遵守、すなわち日韓基本条約の合意通り、慰安婦や徴用工の請求権を放棄するとは書いていない。

つい最近もアメリカで慰安婦像を立て、文大統領は国連総会で反日演説を行い、日本には新たな賠償基金の設立を求めている。

韓国は2019年11月で自動更新する日韓軍事情報協定GSOMIAを一方的に破棄したが、また「日本が賠償するなら更新を考えてもいい」と言っている。

日本は19年夏に半導体素材とホワイト国の優遇を撤廃したが、「GSOMIA継続の代わりに日本は優遇措置を回復しろ」とも要求している。

これまで日韓外交60年を振り返ると、日本が韓国の要求を受け入れると、韓国は必ず要求をエスカレートし新たな反日活動を行いました。

ユーラシア大陸の常識「握手したら殴る」「約束は相手側だけが守る」

もし安倍首相が韓国と取引をしたら、韓国は間違いなく慰安婦と徴用工の要求を持ち出し、新たな謝罪と賠償を求めてきます。

韓国にとって外交とは喧嘩と同じで相手が下がれば前に出て、相手が殴るのをやめたらその隙に殴るのです。

これは北朝鮮や中国やロシアも同じで、もっと言えば秦の始皇帝やジンギスカンの時代からユーラシア大陸では一般的な考え方です。

ジンギスカンにとって外交とは敵を倒す手段であり、相手が譲歩したらこちらは前に出て殴り倒します。

それがさっぱり分かっていないのが日本人で、文書に署名すれば相手は約束を守ってくれると勝手に信じている。

さて即位礼に来日した韓国の李首相は日韓議員連盟会長の額賀氏(自民)らと会談したが、新しい提案は無かった。

額賀氏は1965年の日韓基本条約の履行つまり韓国が過去の請求を持ち出さないことを求めたが、李首相は回答しなかった。

額賀氏は明らかに韓国寄りの政治家だが、そのお友達と話がかみ合わないのでは誰とも話は合わないでしょう。

李首相は韓日議員連盟に所属していた「知日派」で確かに来日回数が多く日本の国会議員にも知人が多い。

李首相は韓国に親しい公明党の山口那津男代表とも会談し、「韓国も1965年協定を尊重し守ってきた。」と驚くべき発言をした。

そのうえで「協定の一部に解釈の違いがあり、対話を通じて解決したい」として協定解釈を変更する意図を示した。

韓国は条約や協定を「解釈次第でどうにでも変更できる」と考えていて、これでは紙の上にどんな文字を書いても都合よく解釈される。

中国などユーラシア大陸では約束は破るものであり、相手にだけ守らせて自分は守らないのが常識です。

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