ゲームの世界では現在スマホゲームが圧倒的シェアを持ち、その他の小さなシェアを奪い合っている。
その他のゲームは家庭用ゲーム機、オンラインゲーム、業務用ゲーム機などとなっています。
ネットの普及でオンラインゲームが主流になるように思えた時期があったものの、最近また家庭用ゲーム機が盛り返している。
日本ではパソコンの世帯普及率が7割以上だが欧米は個人所有率がそのくらいで、1人1台パソコンを持っている。
パソコンがあるので高度なゲームが可能なオンラインゲームをする人が多かった。
欧米人はコール・オブ・デューティーのようなFPSが好きで、オンライン対戦をしています。
FPSは戦場で戦う一人称視点シューティングゲームで、実際の戦争に参加しているような感覚を得られる。
アメリカ人はこういうゲームが大好きで、大きなデスクトップPCを部屋に置いてゲームをしている。
PCオンラインゲームの欠点は正にこれで、最も有利な条件でゲームをするにはPCだけで20万円以上はする。
安いPCは反応に遅延が発生したり加熱してグラフィックの表示が遅れたり、停止したりしてしまう。
ゲームの容量は大きくなり通信料は増えるばかりなので、常に最新のPC環境にしないと負けてしまう。
ゲーム専用機はゲーム機があれば誰でもできる
ところがアメリカ合衆国は世界でも通信速度が遅い方で、田舎では今でもADSLより遅い地域がかなりある。
都市部でも自分のマンションの住人が通信量を食っていると自分が遅くなってしまい、ゲームがカクカクしたり遅延する。
世界の多くの人は理想的な通信環境ではないのに、ゲームが要求する通信速度やPC性能は年々高くなるばかりです。
ゲームにはPCオンラインゲームの他に家庭用ゲーム機があり、PS3以降の世代はオンライン対戦が重視されている。
コール・オブ・デューティーのようなPCゲームと同じタイトルでも、ゲームが簡素化されたりデータ量が少ない場合が多い。
これは本格マニアからは物足りない点で、ゲーム機ではマウスが使えないなど致命的な欠点もある。
代わりにすべての人がPCの性能に関係なく同じ条件で参加するので、お金がある人も無い人も同条件になる。
家庭用ゲーム専用機の通信量はPCゲームより少ないので、通信環境による遅延はあまり気にしなくて済む。
それに家庭用ゲーム機の多くのタイトルはネットなしで1人でも遊べるようになっている。
端末フリーのゲームは条件が平等にならない
PCオンラインゲームはもう一つ欠点があり、PCを使うためPCで開発したチートツールで反則ができてしまう。
例えば壁の向こうが自分だけ見えるとか、自分だけ空を飛べるとか、自分が撃った弾は100%命中するなどです。
PCオンラインゲームはこうした反則行為で荒らされてしまい、ゲームをするのに最悪の環境になってしまう事がある。
こうした欠点を解決したのはGoogleのゲームストリーミングサービス「Stadia」で、PCとゲーム機の長所を取り入れたものだった。
ゲーム機の欠点はゲーム機を買わなくてはならないことで、他の端末ではプレイできない。
Googleのゲームストリーミングはネットにアクセスできればどんな端末でも参加できるので、素晴らしいように思えた。
だがやはり要求されるネット通信速度を満たさない場合が多く、完全にプレイできる人がほとんど居ない。
結局端末を問わないゲームストリーミングは、PCゲームのように環境に依存し、ゲーム機よりチープになってしまった。
操作性や本格さでやや物足りないものの、今の時点では家庭用ゲーム機でオンライン対戦するのがベストなようです。