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米朝が戦争準備、交渉破棄してはゴールを移動させる北朝鮮

南北朝鮮は最初から破る気で約束をし「約束を守って欲しければ援助しろ」などハードルを上げてきます
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画像引用:https://www.teras.id//upload/image/2019/06/kim-jong-un-dan-donald-trump-16.jpg

北朝鮮とアメリカ

北朝鮮とアメリカは最近まで蜜月と言われていたが、今両国は軍事衝突の準備をしている。

米軍は北朝鮮が大型ミサイル発射準備をしていると公表し、米トランプ大統領は軍事報復を予告した。

北側はアメリカへの「クリスマスプレゼント」を予告したが、24日から25日には何も起きなかった。



だが北朝鮮は12月28日に党中央委員会総会を招集し、安全保障つまり軍事行動について言及した。

党中央委員会総会が3日間続くのは1990年以来で、重要な何かが起きていると推測できる。

2018年4月に開かれた党中央委員会総会では大陸間弾道ミサイルの発射中止を決定したが、再開する可能性が高い。

北朝鮮側からアメリカに攻撃する可能性は無く、半島国家は有史以来自分から単独で戦争をしたことがない。

いつも中国やモンゴルやロシアや日本の陰に隠れて悪事を行い、勝てば威張り散らして負けるとさっと逃げていきます。

総会で金正恩は「積極的で攻撃的な措置」の必要性を強調したが、これはミサイル発射の再開とみられる。

北朝鮮は12月7日「非核化は既に交渉のテーブルから下ろされた」と一方的に発表し交渉を打ち切った。

トランプと金正恩は2018年6月12日にシンガポールで会談し、北朝鮮は朝鮮半島の非核化を進めると約束した。

2019年2月27日にベトナムで行った米朝会談では、アメリカが検証可能な核の放棄を求め、正恩が拒否したため決裂した。

ここから米朝は険悪化し、北朝鮮メディアはトランプを「ぼけた老いぼれ」と言いトランプは北朝鮮空爆を示唆した。

北朝鮮空爆を巡ってはトランプは強硬派のボルトンを9月10日に解任し、北朝鮮に譲歩する姿勢を鮮明にした。

南北朝鮮の伝統的交渉術とは

北朝鮮が「ボルトンを解任しない限り協議に応じない」と言ったからで、解任すれば北朝鮮と仲良くできると考えたようだ。

だが北朝鮮はそんな甘い国ではなく、トランプが譲歩したと見るや「核交渉は打ち切った」と一方的に宣言した。

相手が一歩譲歩したらこちらも一歩前に出てさらに譲歩を迫るのは、外交の基本中の基本です。

トランプが反撃して来ないと見るや北はさらに3歩目を踏み出し、「クリスマスプレゼント」にミサイル発射を試そうとした。

トランプは3歩目は引き下がらず、ICBMを発射したら北朝鮮を攻撃すると予告し、北は24日の発射を思いとどまった。

このように北朝鮮は相手の反応を伺いながら、相手が少しでも躊躇したらすかさず攻勢に出て相手を下がらせようとします。

このやり方は日本が対峙している韓国と同じで、韓国は日本の様子を見て攻撃して来なければ攻撃してきます。

北朝鮮や南朝鮮のような国には絶対に弱みを見せてはならず、躊躇したり相手に何かを期待してもならない。

何かを約束して時間をかせぎ、日米が譲歩したり躊躇したらすかさず約束を破って攻めてきます。

すると南北は「まず謝罪しなさい」などと言って交渉のハードルを上げ、ゴールポストを移動します。

日米は交渉に入る前に謝罪したり援助したり制裁解除する約束をさせられ、交渉を始めるとまた南北はウソをついて時間稼ぎをします。

こうして約束をしては反故にして交渉のハードルを上げ、ゴールポストを遠くに移動させて主導権を握ります。

そういう人種なので他の国での常識は捨ててかかる必要があり、少しでも相手に配慮したら付け込まれます。

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