中国発の新型コロナウイルスは短期間に状況が急変し、日本での感染拡大の恐れが出てきた。
つい2日前まで日本政府は「人から人へ感染しない」として何の対策も取っていませんでした。
19年1月24日に国内2例目の感染者が確認され、2人とも武漢から帰国または来日していました。
男性は19日に来日し14日から発熱があり、15日と17日に現地の医療機関に行ったが肺炎ではないと診断されていた。
入国後の20日にも受診したが肺炎と診断されず、22日に受診した時やっと肺炎の疑いと診断され、24日に国立感染症研究所が新型コロナウイルスと確認した。
この経緯を見ると日本の税関では発熱がある中国人を入国させていて、症状が悪化してからやっと大病院で新型肺炎と診断されています。
男性は感染源とされている武漢の海鮮市場に立ち寄っておらず、感染者と接触もなかった。
食べ物が仲介した等の可能性があるが、人から人への感染経路は解明されていません。
武漢では医療機関内の院内感染によって医療関係者が感染しているので、日本でも同様のおそれがあります。
世界保健機関(WHO)は1月22日と23日に緊急会合を開いたが、緊急事態宣言を見送りました。
これにはWHOを金と権力で支配する中国の意向が影響している疑いがあるとも言われています。
WHOの先代事務総長は中国人で現在も強い影響力を持っており、WHOは中国に不都合な発表をしない傾向がある。
日本政府の防止策は後手後手
中国政府は1月23日までい約500人が感染し、17人が死亡したと発表しているが、事実はその数倍か数十倍と噂されている。
英国の専門家チーム、インペリアル・カレッジ・ロンドンは1月22日の最新レポートで、感染者は9700人まで拡大した可能性もあると述べた。
同チームは1月12日の時点でも、既に感染者は1700人に達した可能性があると指摘していました。
中国政府の発表は常に少なすぎ、ハッキングや情報流出やスクープ報道があってから、発表する感染者数を増やしています。
ワシントン・ポストは中国政府が、新型肺炎による死者数を実際より少なく発表していると報道しました。
こんな中国政府をWHO事務局長は「称賛に値する」と褒めたたえた辺りに、中国とWHOの汚い関係が垣間見える。
最初に武漢市で新型ウイルス報道があったのは12月8日だったが、最初に保健局が認めたのは12月31日だった。
前日にハッキングされたデータがネット上に流出したからで、ハッキングがなければ今も隠蔽していたでしょう。
死者の発表は1月12日、人から人へ感染拡大を認めたのは1月20日だったが、いずれも1週間以上隠蔽していた。
中国政府の発表を真に受けた日本政府は「人から人へ感染しない」と嘘の発表をし、中国からの入国者をフリーパスで通過させた。
日本政府は安倍首相が直接依頼した習近平訪日が迫っており、中国に関する悪いニュースを封じようとしている。
安倍政権は訪日外国人6000万人を目標にしており、中国人観光客も現在の1000万人から2倍や3倍に増やそうとしている。
その結果新型肺炎対策が後手後手に回り、現在も中国人観光客は自由に入国しています。
最初の感染源はヘビかコウモリ?
新型ウイルスの発生源である武漢市では23日から市民の移動が禁じられ、交通機関が停止しました。
市街に出るバスや列車、飛行機は全面停止で道路も封鎖されたので、徒歩でしか市外への脱出はできない。
武漢市の人口は1100万人、前日には市民が交通機関へ押し寄せ、病院はどこも人であふれているという。
市民が病院に押し寄せたので医療資材や医師やスタッフも不足し、病院では診断まで6時間待ちになっている。
武漢市内には4つの大病院があるが、ウイルスの特定に使用する検査キットを使い切りなくなった。
飛ぶように売れているのはマスクで、特に日本製の高機能マスクは人気だが、防止効果があるのかは分からない。
移動禁止措置は武漢市の近隣にも広がっていて、周辺自治体でも交通機関や公共機関を制限している。
22日時点で571人だが、中国メディアは6000人に達するだろうという推測値を示している。
発生源とされる武漢市の海鮮市場だが、日本で見る市場とはかなり異なっている。
実際に行った事がある人の話では、ニワトリ、犬猫、猿や野生動物などを何でも生きたまま販売している。(食べるために)
生きたまま売るのは鮮度を保つためで、販売時点では消毒などはされず毛も生えたままとなっている。
北京大学保健科学センターの研究によると新型コロナウイルスは「ヘビ」のもので、それが何故か人間に感染した。
さらに詳しく調べると新型コロナウイルスは最初「コウモリ」のもので、コウモリを食べたヘビが感染し、ヘビから人に感染したようです。
武漢の海鮮市場ではヘビも生きたまま売られていて、中国ではヘビの液を生で飲むような文化が存在する。
蛇料理店で精がつくなどの理由で飲んだ人が、最初の感染者かも知れません。