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武漢新型ウイルス2月に30万人超へ、米英大学チームが予測

武漢を封鎖したがすでに自覚のない感染者が中国全土に移動している
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画像引用:https://media.jujuyalmomento.com/adjuntos/260/imagenes/001/503/0001503302.jpg

2月4日までに30万人超の予測も

中国武漢で発生した新型ウイルス肺炎は感染者が2000人を超えたと発表されたが、おそらくもう5000人を超えている。

中国での感染者は1月26日に1,975人、翌27日には2744人に増え死者数も81人になった。

中国政府は感染者数が5千人に達する恐れがあるとして、武漢市内に1000床規模の医療施設を建設している。



また中国は1万人規模の感染者も視野に入れ、武漢と周辺の都市の交通を遮断し中国からの海外旅行も禁止した。

イギリスのランカスター大学とグラスゴー大学、そしてアメリカのフロリダ大学の研究者からなる研究チームは論文を発表した。

研究チームは2月4日までに武漢だけで、感染者数が25万人以上に達すると計算している。

感染者数の範囲は164,602人〜351,396人とあるが、さらに衝撃的な内容を含んでいる。

武漢で感染していると診断された2千人弱は実際の感染者のわずか5.1%に過ぎない。

この論文が正しいと、27日現在武漢では2千人弱の感染者がいるので、気付いていない感染者は4万人居る計算になる。

このため自覚がない潜在感染者が自由に移動し他社と接触し、感染を拡大させていると指摘している。

同研究チームは、1人の感染者が他の人に感染させる人数を3.6から4.0人と推定した。

WHO(世界保健機関)は新型ウイルスの感染力を、1人の感染者が1.4〜2.5人に広めると推測していた。

感染は既に広範囲に拡大

世界保健機関(WHO)は27日、新型コロナウイルスのリスクを過小評価していたとして脅威度を「高い」に修正した。

23、24、25日の日報では世界的なリスクを「中程度」と表記していた。

WHOは1月23日、新型ウイルスに対する緊急事態宣言を見送っているが、今のところ宣言はされていない。

先ほどの米英大学チームによると、中国の他の大都市でも爆発的大流行(アウトブレイク)が起きる可能性がある。

中国は国内や国外への移動制限を実施したが、研究チームによると「旅行を99%制限したとても2月4日に24.9%しか減少しない」としている。

自覚のない感染者が発症者の20倍存在する想定だと、既に広範囲に感染が拡大してしまっている。

中国政府は26日までに湖北省他15都市が全面封鎖または一部封鎖され、武漢市は完全に隔離された。

武漢と市街を結ぶ道路は一般道まで土を盛ったり、ダンプカーを置いて物理的に通れなくしている。

米英研究チームの試算が正しければ、2月前半には武漢の住民数十万人が潜在感染し、発症者も1万人を超える。

この仮定に基づくと中国全土では潜在感染者は100万人規模になり、発症者は10万人に達するかも知れない。

今のところ中国以外で確認された57人はいずれも中国で感染した後で外国に移動していた。

外国で感染した例はないので、最悪の予想ほど感染力は強くない可能性もあります。

「指定感染症」で新型ウイルス治療費は無料

世界各国もようやく新型ウイルスへの対応を本格化させ、日米仏独は直行便をチャーターし自国民を武漢から脱出させる計画を建てている。

米国務省は27日、中国への渡航警戒レベルをレベル2からレベル3の「渡航の再検討」に引き上げた。

米国では今まで5人の感染者が確認され、現在110人を監視下に置き、国境での渡航者スクリーニング検査を拡充する検討をしている。

日本の安倍首相は1月26日、武漢の日本人希望者全員をチャーター機で帰国させる方針を示した。

武漢には騒動前700人ほどの日本人が居たが、現在何人残っているのか正確には分かっていないようです。

首相はまた27日国会で新型ウイルスを明日(28日)「指定感染症」に指定する方針を示し、28日に指定されました。

「指定感染症」に指定されると強制措置や強制入院、自宅待機や就業や外出の禁止などを命令できる。

さらに「検疫感染症」に指定されると感染が疑われる入国者に対して、診察や検査などの措置がとれるようになる。

現在は検査は自主的なもので、外国人が診察を拒否したら税関を素通りしてしまう。

「指定感染症」は指定医療機関の治療を受けると、自治体から医療助成金が給付される。

実際には新型ウイルスの検査や治療費が無料になると思われ、外国人にも適用される。

もし有料だと治療費の支払いを嫌って診察を受けず、その結果ウイルス蔓延を招く可能性があるのでやむを得ない。

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