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武漢YouTuberの多くが失踪 ウイルス鎮静宣言して工場再開

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2月の武漢市内、工場停止し車も走っていないのに濃いスモッグが立ち込めている
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画像引用:https://i1.wp.com/anonymous-post.mobi/wp-content/uploads/2020/02/45E5F244-6F5F-4E08-949B-D1B0AD1FD9D4.jpeg?fit=1024%2C574&ssl=1
武漢で数万人火葬か

武漢ウイルスについて中国外務省は2月17日、沈静化し克服されつつあると記者会見で説明しました。

だがこの前の1週間ほどで中国国内では情報統制が行われ、ネット上で政府批判した全員が「行方不明」になった。

公民記者(市民ジャーナリスト)でYouTuberの弁護士、陳秋実は2月4日の投稿を最後に行方不明になった。



衣類販売業の公民記者でYouTuberの方斌も2月7日、公安に拘束されたが釈放され、さらに政府批判の投稿をしたところ行方不明になった。

2月6日または7日には、最初に武漢ウイルスを告発した医師の李文亮がなくなっている。

李文亮は病気でなくなった事になっているが、中国政府は6日夜李文亮が亡くなったのをデマと否定し、翌7日朝になくなったと発表した。

なぜ亡くなった時間を数時間遅らせ隠そうとしたのか、他の活動家の拘束と同じ日だったのかを考えると興味深い。

中国の東大にあたる清華大教授の許章潤はウイルス対策で習近平を否定し停職になり、2月12日後一切の消息が途絶えた。

これらは有名な人だけなので、実際には1週間ほどの間にネットで政府批判をした無数の市民が拘束された。

中国政府が言うように「ウイルスは沈静化しつつある」なら、YouTuberらを病院に連れていきそのまま報道させればいい。

事実は「ウイルスは拡大を続けている」のに政府はそれを隠したい、だから真実を伝えるYouTuberの存在が不都合になった。

中国ではユーチューブを見る事すら違法で配信すれば重罪、だがユーチューブしか活動場所がない。

中国のYouTuber

中国にも多くの動画サイトが存在し、最初陳秋実と方斌も中国サイトに投稿したがすぐアカウント抹消された。

中国内のどんなサイトであれ政府批判をしたら良くてアカウント抹消、悪ければ部屋に公安が突入してくる。

中国のインターネットには匿名はなく、すべてのサイトは実名登録で公安や警察がリアルタイムで監視している。

こういう事なので中国でまともな事を言うには、ユーチューブやツイッターなど米国サイトでやるしかない。

中国政府は米国サイトを中国から接続できなくしているが、方斌によるとプロキシを使えば簡単にできるという。

実際ユーチューブには中国国内から投稿していると思われる配信者も多いが、ほとんどは匿名のうえ政府批判を避けている。

もし実名や顔を晒して政府批判したり「真実」を言ってしまうと、陳秋実や方斌と同じ目に遭う。

あるいは李文亮のように感染した事にして隔離され、病気でなくなった事にされてしまう。

許章潤は超エリート大学の教授で一生を約束されていたが、政府批判をしたため失職し行方不明になった。

こんな事をする中国が「ウイルスは沈静化している」と言っても、逆の意味にしか聞こえない。

最近武漢では異常な量の光化学スモッグが衛星で観測され、市内では濃いガスが立ち込めている。

武漢をはじめとする湖北省はすべての工場が停止し、自動車も政府と緊急車両しか走行していない。

なのになぜ武漢市内ではスモッグが発生したのだろうか?
4時間6万3000円で武漢火葬場の労働者を募集している
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沈静化した事にして工場再開

武漢に立ち込める濃いガスの発生源は一つしか考えられず、それは武漢各地にある火葬場です。

市内には救急車やトラックが走り回り、患者ではなくなくなった人を火葬場に直送している。

病院に運んだりどこかに安置するとそこから感染するからで、基本的になくなったその日に火葬する。

武漢の火葬場が労働者を募集していて、深夜の4時間で日給4000元(約6万3000円)で現金手渡しという考えられない条件です。

中国各地から武漢の火葬場に応援チームが急派され、すべての火葬場がフル稼働している。

武漢には約50か所の火葬場があり、湖北省全体では数百か所あるのだが、中でも最大なのが漢口葬祭場です。

1台をフル操業だと一日24体、漢口葬祭場では14台の焼却炉があり一日最大288の処理能力がある。

武漢全体では優に一日千人の処理能力があり、それだけ燃やすと市中に焼却したスモッグが立ち込める。

中国政府発表の感染者数は7万人でなくなった人は約1800人だが、絵空事とはこの事でしょう。

中国政府は明らかに2月17日を目安にしていたようで、この日日本企業など多くの企業が操業を再開した。

経済活動を止めないためには「ウイルスは沈静化した」と言う必要があったのだが、実際には沈静化していない。

中国は国民のごく一部しか感染検査しておらず、工場の労働者にも感染者が紛れ込んでいる。

この状態で工場を再開したので工業地帯に感染が広がる恐れがあり、今後の動向に注意したい。

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