韓国では武漢ウイルス流行以後に湖北省からの入国を制限したが、中国からの入国を禁止しては居ない。
そのため感染防止は不完全なものになり、今になって感染者数が急増している。
2月18日の感染者数は31人だったのに19日は20人増えて51人になり、増えた感染者のうち15人は1人の感染者と接触があった。
15人は31人目の感染者と同じ教会に通っており、キリスト教会が感染ルートになったとみられる。
31人目の感染者は渡航歴がなかったので政府はウイルス検査を拒否し、治療と隔離が遅れたことが感染を拡大させた。
韓国経済は2019年にかろうじて成長率2%を確保したが、これは文政権が最終期になりふり構わぬ公共事業を指示したからでした。
つまり韓国の成長力は1%台しかなく、国力の減少で今後さらに低下していくと予想されています。
もともと1%台後半しかなかった成長率だが、武漢ウイルスの影響で20年第一四半期はゼロかマイナスが予想されている。
これをまた公共事業や財政出動でプラスを確保するには、かなりの財政悪化を招くでしょう。
韓国の国力が低下している原因の一つは世界の産業構造の変化で、輸出の多くを稼いでいた「半導体」「自動車」「造船」「スマホ」などがどれも売れていない。
こうした工業製品はいまや中国でも停滞していて、東南アジアやもっと安く生産する国に工場が移っている。
韓国の製造業はすべて日本政府と日本企業が無償で技術提供し、タダ同然で工場を建ててやったことで始まった。
韓国の国力が低下している原因
その後も日本は謝罪と賠償の一環として無制限に技術流出させ、韓国製造業は多くの分野で日本企業のシェアを奪った。
同じ事が今韓国と中国にも起きていて、企業はもっと安く生産できるベトナムやミャンマーに工場を移転し技術流出させている。
韓国のサムスンなどが一時期中国で工場を建てまくって生産したが、その結果製造技術が中国に流出し自らの首を絞めた。
ざまあみろといった所ですが、日本も昔アメリカや欧州に同じことをして技術を盗んでいました。
今後中韓の製造業は東南アジアに移転し、その後はアフリカや南米にでも移転するのかも知れません。
韓国製造業の衰退はこうした必然的な出来事なので、サムスンや現代の衰退は努力して止められるものではありません。
国力低下の2つ目の原因は周辺国とのイビツな関係で、韓国は日本に依存しながら反日外交という非合理的な事をしている。
共産主義国の北朝鮮と親密で、同じく共産国の中国を宗主国として頂いている。
韓国はロシアとも親密で、宇宙ロケットや弾道ミサイルはアメリカに拒否されてロシアから導入しました。
アメリカとは韓国建国以来反米外交を続けていて、「韓国に駐留したければ謝罪しろ」と日本に対するのと同じことを言っています。
むかし李氏朝鮮はめちゃくちゃな外交で日中ロの3か国に戦争をけしかけ、そのせいで日清日露戦争が勃発し李氏朝鮮は取り潰し、韓国併合に至りました。
戦後の韓国がやっているのも李氏朝鮮と同じ事で、日米中ロに対立をけしかけて漁夫の利を得ようとし、全ての周辺国から恨みを買っている。
4つ目の韓国国力低下の原因は出生率低下で、通年で0.98、悪い時は0.88まで落ち込んでいました。
単純に考えてこれでは25年ごとに生まれる子供の数が半減し、今世紀中に10分の1になるでしょう
出生率低下の原因は過剰な競争社会で、男性も女性も競争に勝たないと結婚できず、競争に勝たないと子供も作れません。
子供を産むという行為は競争に関係なく平等でなくてはならないが、勝者しか子供を作れないのでは出生率ゼロになってもおかしくない。
これは日本社会も同じだが、韓国の方がより深刻で急激です。