新型コロナウイルスの日本国内の感染者数は2月21日時点でクルーズ船内が634人、国内は109人となっています。
国内の内武漢からのチャーター便帰国者の感染が14人、日本国籍は53人で日本国籍以外(多くは中国)が12名となっている。
感染者で入院した患者は69人で現在も入院中は52人、なお集計時間や発表した機関の違いで合計は一致しない。
2月21日には子供3人を含む15人の感染者が発生し、国内で感染した日本人がどんどん増えている。
新たな感染者の多くは海外への渡航歴がなく、中国人との接点も無かったので、日本人から日本人に感染している。
日本政府は空港で感染を食い止める水際対策で万全としていたが、失敗し日本国内で感染を引き起こした。
空港の水際対策の実態は中国人からの自己申告という信じられないもので発熱さえなければ全員通過させていました。
中国政府は国外への団体旅行を禁止したが個人旅行は行われており、日本にも大勢入国した。
1月24日から2月2日までの春節期間中の訪日中国人は2割減だったが、逆に言うと8割は普段通り入国した。
安倍首相の裏切りと厚生省の無策
新たな日本人感染者が増えたのはこの8割の中国人の中に感染者がいたからで、水際対策の失敗を物語っている。
新型ウイルスの危険性が認識されたのは1月20日ごろだが、厚労省は当初「人から人に感染しない」と主張していた。
人から人に感染すると分かった後も「警戒しないように」呼びかけたり、感染を広めるような事ばかりしていた。
現在も「空気感染はしない」と言っているが、中国政府や研究者は「空気感染する」として空調の供用を禁止した。
空気感染しないという厚労省の間違った説明のもと、クルーズ船や隔離ホテルで空気感染対策が取られず500人以上が感染した。
新聞報道では中国からの入国を禁止しなかったのは安倍首相周辺からの指示で、中国政府から「大事にしないよう」要請があった。
河野防衛大臣が19年12月に訪中した際、中国側から日本国内の情報統制を要求されたと証言している。
安倍首相が要請した習近平訪日が4月に迫っており、要するに中国は「ウイルスで入国規制したら訪日取りやめ」を言ってきた。
安倍首相は日本人の人命より習近平訪日のほうが重要と判断し、今も中国からの入国制限をしていない。
厚労省は国内感染者が増え続けてやっと感染拡大を認めたが、「手洗いやうがいをしましょう」と寝ぼけた事を言っている。
感染防止には今すぐすべての中国人を入国禁止し、感染者や疑いがあるものは強制収容所に入れる必要がある。
欧米など感染者が出たすべての国でそうしているが、日本だけが自由放任のまま感染者を増やしている。
韓国と日本で爆発的感染
隣りの韓国も日本同様中国からの全面的な入国規制をしなかったが、1月20日に感染者が急増した、
1月19日まで30人しかおらず沈静化したと言っていたのに、20日に20人、21日には105人も感染し国内感染者は200人を超えた。
日本は「国内で感染した人」は70人程度だが、韓国は200人のほぼ全員が韓国国内の地上で感染したのが違う。
204人の感染者のうち144人が大邱市の教会関係者や新興宗教団体「新天地イエス教会」の信者だった。
この教団は創設者のイ・マンヒ(李萬煕)をキリストの生まれ変わりとしているが、他のキリスト教団体からはカルト教団として忌避されている。
信者は教団の教えによって最初治療や検査を拒否した事から、教団を通じて感染が拡大した。
韓国では新型コロナウイルスの強制検査を行っておらず、本人が拒否すると検査や隔離できなかった。
感染検査は感染者を除き合計1万6196人で、日本は厚労省によると国内693件、クルーズ船内で3,063人に検査を実施した。
日本の厚労省は「許可した以外の者に検査するな」という命令を出し、このため本人が希望しても検査を断られて感染拡大させた。
日本国内で感染を拡大させたのは第一に安倍首相による「習近平訪日実現の為に中国からの入国規制しない」という方針でした。
第二の原因は厚労省の感染隠ぺいとウイルス検査禁止、「日本人には感染しない」のような嘘八百でした。
韓国で感染が広まった原因も第一に中国からの入国を禁止しなかった事と、検査や隔離が強制ではなかったためでした。