1000万人都市がある日消滅した
中国の国家衛生健康委員会は2月19日のコロナウイルス感染者数が394人となり、感染拡大以降最小になったと発表しました。
だがその数時間後に湖北省はこの日の感染者数を349人から775人と約2倍に上方修正すると発表した。
今まで臨床診断(CT検査)で感染と判断した人を感染者に含めていたが、湖北省の保健当局が勝手に含めないことに変更していた。
中国は「感染者数を過少に発表している」という批判を受けてウイルス検査だけでなく、臨床診断の場合も発表に含めてから感染者数が急増していた。
こうして湖北省の感染者数は2倍になったのだが、現地で入院している人の情報では、ほとんどの患者はCT検査を受けていない。
それどころかすべての病院で診察を拒否されて政府が臨時に作った収容所で隔離されている。
武漢では一度も医師に診察されないまま自宅などで息を引き取る人が多く、火葬場が連日フル稼働している。
武漢には大小数十か所の火葬場があるが、中国政府は2月20日ごろ移動式焼却炉4台を湖北省に投入した。
表向きは医療器具やマスクを焼却するためと説明しているが、中国人は皆「火葬するためだ」と言っている。
この移動式焼却炉はコンテナ1個ほどの大きさで、860度の高温になり人体なら2秒で灰にするという。
武漢の火葬場そのものが感染源になっているおそれがあるので、政府はこれを投入したと思われます。
中国政府は武漢からのインターネットなどによる発信を遮断してしまったので、今や現地からの情報は完全に途絶えている。
武漢だけで感染者が100万人居る
数週間の間に武漢市だけで1200万人、湖北省全体では5900万人の人たちがこの世界から忽然と消えてしまった。
全ての道路は封鎖され脱出は不可能、SNSや動画サイトには統制されており政府に都合のいい情報だけが流れている。
習近平さまのお陰で私たちは幸せに暮らしていますというように、何とも気味の悪い情報が発信されている。
WHOは中国の発表を真に受けて感染は沈静化しているとしたが、数時間後には感染は拡大していると言い直した。
では本当の感染者数は何人なのかと言えば、武漢だけで100万人、湖北省全体では数百万人と考えられる。
新型コロナウイルスの致死率は3%程度しかないので、火葬場が間に合わないほどの忙しさなら住民の1割は感染していないとおかしい。
武漢市で100万人が感染とすれば、なくなる人は3万人なので毎日千人程度が火葬され、すべての辻褄が合う。
湖北省全体では感染者300万人以上とすると、毎日3000人程度の火葬になる。
1000万人都市で平均寿命が80歳としたら毎日約340人がなくなるので、これが武漢市の平常時の火葬数でしょう。
それが毎日千人追加されると普段の約4倍になり、火葬場責任者が「いつもの4倍から5倍」と言った事とも合致している。
中国政府の発表を見ると感染者10万人に近づくほど発表する感染者数を減少させている。
最悪の場合は中国製造業崩壊
中国政府は2月17日に安全宣言を出して工場の操業を開始させたが、おそらくそのために感染者を少なくしたかった。
新たな感染者が毎日数万人増えているのに「工場を再開しろ」と言われてもパニックが起きるだけだったでしょう。
トヨタやホンダ、VWなど外国自動車企業は「生産体制が間に合わない」として操業再開を数日単位で後回しにしている。
この真意は中国発表の感染情報を信じていないからで、操業再開したら自社工場が感染源になってしまう。
かと言って中国は共産主義なので、生産は国の命令で行うもので、命令に反して生産をしなければ重罪です。
そこで考え出した苦肉の策が、「準備が間に合わない」と言って数日遅らせ、数日たったらまた言い訳を考える事でした。
中国企業のいくつかは工場を再開しているが、感染を恐れて出勤する人が少なく、人手不足に陥っている。
もし一人でも工場で感染者が見つかれば、その労働者が出入りしたすべての建物は「汚染区域」になる。
もうそうなっている可能性すらあるのだが、最悪の場合は感染している事すら隠して、秘密裏に処理するかも知れない。
武漢では方斌と陳秋実というユーチューバーが病院や市内の情況を配信していたが、2月になって拘束され現在も行方不明です。
本当に武漢や湖北省の感染が沈静化し、一日数百人程度しか新規感染者がいないなら、なぜユーチューバーを秘密裏に拘束し釈放しないのか?
中国には逮捕や拘束を発表する文化がなく、家族や知人にも一切知らせず闇から闇に葬る。