タワーマンションの壁を叩くと隣の音が聞こえるという
画像引用:タワーマンション(超高層マンション)のデメリットは?地震や子供の足音など、購入前に知っておくべき注意点|資産価値が下がらない新築マンション選び[2020年]|ダイヤモンド不動産研究所https://diamond-fudosan.jp/articles/-/143919
タワマンブームはどうなった?
タワマンことタワーマンションが一躍ブームになったのは六本木ヒルズからだったと思います。
itブームで成功したit長者が集まり、日本でもっともセレブな場所という事になった。
有名人ではホリエモン、村上ファンド、楽天三木谷、グッドウィル折口、与沢翼などが住んでいた。
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有名人ではホリエモン、村上ファンド、楽天三木谷、グッドウィル折口、与沢翼などが住んでいた。
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その後住人から多くの逮捕者が出て評判が落ちたが、セレブではない人たちにタワマンブームが広がった。
この背景には相続税があり、以前は上層階は実勢価格と固定資産税評価額に大きな差があったため節税になった。
下の階が5000万円、最上階が10億円だったとしても評価額は何階でも同じだったので、上の階ほど価格に対して税金が安い。
その後国税庁はタワマン対策を実施し現在はこうした節税はできなくなったとされている。
2012年ごろからアベノミクスで地価が上昇し、節税にもなり転売すれば利益が出たのでタワマンブームが過熱した。
だが2017年ごろからだったか、節税効果が薄れてマンションの過剰感も出てきてブームは沈静化していった。
2019年にはバブル崩壊以来初めて地方の公示価格が上昇したが、それがアベバブルのピークでした。
タワーマンション自体も山ほど建設されて供給過剰になり、武蔵小杉事件などもあって人気は沈静化している。
そして最後のとどめになったのがコロナ騒動で、期待された外国人需要もなくなった。
タワマンの居住性は良くない
武蔵小杉事件とは2019年10月の台風19号による大雨で、武蔵小杉と二子玉川が浸水し電源や水回りが使えなくなった。
居住区は浸水しなかったが電源などは地下にあったため、近くの川から放水された水が浸入した。
多摩川の水位が周辺部より増水したため、浄水場の下水管を通って駅前の市街地に流れ込んだ。
マンションはやがて復旧されたが「災害に弱いタワマン」というマイナスイメージが付いた。
対照的に周辺の低層マンションやホテル群に被害はなく、タワマン特有の問題も指摘された。
タワマンに限らず販売用マンションは「売れば商売終わり」で売り切った後の事に責任を持たない。
一方賃貸マンションは数十年間入居者を集めなくてはならず、長期に渡るビジネスになる。
ホテルも建ててから数十年かけて建設費を回収するので、立地や構造に非常に気を遣う
意外にもタワマンや高級マンションより、ホテルや賃貸マンションの方が将来を考えて建てているかも知れない。
この違いは居住性にも表れ、意外にもタワマンの壁はペラペラで、隣の話し声が良く聞こえるという。
理由は超高層ビルは上部を軽くしなくてはならないため、壁は悪く言えば「段ボール」より少しマシな程度の材質が使われている。
軽量素材というもので建設会社にとっては軽くて最高だが、入居者にとっては良いものではない。
また移動をエレベーターに頼っているので、故障しなくても常に順番待ちになる。