コンビニ大手チェーンはコロナを境に大苦戦に陥り、変化や縮小を余儀なくされると見られている。
コンビニ苦戦は数年前から始まっていて、次のデータを見れば誰でも不安に思うでしょう。
コンビニエンスストアは1989年に利用者の28%が10代だったが最近は4%で、20代も35%から16%に減少しています。
代わって増加したのが高齢者で、50歳以上は1989年の9%から46%まで増加しています。
利用者の6割が40代以上で6割が男性、つまり30代以下の女性はコンビニをほとんど利用していません。
では彼女たちがどこで買い物するかというとドラッグストアで、圧倒的な女性支持率を誇っています。
100円ショップでも中高年が過半数だが、こちらは男性だけが多いという統計はない。
今や日本の人口の6割が40代以上なので中高年比率が多いのはやむを得ないとしても、コンビニの女性客の少なさは注目に値する。
一般的なコンビニは客の6割が男性なのに対し、ドラッグストアは7割以上を女性客が占めている。
女性のドラッグストア年間利用率はなんと100%で、すべての女性が年1回は買い物している。
コンビニは値引きせず”定価”より高いのが当たり前だがドラッグストアは2割3割引きが当たり前です。
ポイント制度など女性が喜びそうなことを揃え、化粧品や食料品や安い日用品を揃えている。
コンビニ消滅なら田舎は大混乱
どれも男性はあまり興味がないので、男はコンビニへ、女はドラッグストアに行っています。
コロナでドラッグストアはあまり影響を受けなかったがコンビニは大きく減る模様です。
コンビニをめぐってはブラック労働問題もあり、もう業態そのものが限界と指摘されています。
数年後にはドラッグストア売上がコンビニを抜き去ると予想されていて、コンビニ衰退が現実になる。
コンビニはファックス、コピー機、ATMや郵便・宅急便取次、公共料金支払いなどあらゆる業務をしている。
多くの人はコンビニで住民サービスを受けているが、田舎で近くのコンビニが無くなったら生活できなくなる。
郵便局や銀行は10キロ先、スーパーや商店もない、ATMやコピー機は見たことないなどが現実になる。
コンビニがやっている業務を役所がやろうとしても不可能で、もしやったら途方もないコストがかかる。
コンビニ衰退で日本中の田舎が大混乱に陥る可能性すらあります。