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不況でネット副業の関心増加、ユーチューバーやブロガーは簡単に稼げるか?

ユーチューバーやブロガーの9割は無報酬
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ネット副業は簡単に稼げる?

10年ほど前から副業への関心が高まり、サラリーマンの3割がなんらかの副業経験があるという調査結果もあります。

その中身はほとんどが外食店のバイトなど、休日に近所の店で働くような事が多かった。

そうなる理由は簡単に想像でき、ネット上の仕事は決まった報酬が無く、驚くほど低収入で、タダ働きになる場合が多い。



おそらくマスコミやネットメディアでは副業について「ネットには簡単に稼げる副業が溢れている」「副業新時代だ」などの言葉が溢れている。

だが真実はネット上の儲け話のほとんどは詐欺同然で、膨大な労働をさせた上に報酬は払わない。

例えば「ブログで儲ける」と検索すれば1万以上のサイトが「簡単に稼げる」と解説している。

だがブログやウェブサイトは毎日数時間最低1年間書き続けて、報酬を得られるか得られないかは運次第です。

1年間書き続けて毎日のアクセス数が数十人のブログはざらにあり、中には内容が素晴らしいものもあります。

今のネット上のコンテンツは内容の良い悪いより、どれだけ大量に宣伝し、宣伝してもらうかで勝敗が決まっています。

ノーベル文学賞に値するほど良い文章を書いたとしても、それがSNSや検索で広まらなければ、読者は自分だけという事態になります。

反対に低レベルであってもどこかで拡散して数百万人の人が見たら、一発で人気サイトや人気ブログになります。

「ブログで儲ける」解説サイトでは真面目にコツコツ更新すれば読者が増えると書いてありますが、それは10年以上前のインターネットの世界です。

ユーチューバーの9割は無収入

「SNSで儲ける」「インスタで儲ける」「ユーチューブで儲ける」も同じ事で、一発大ヒットをぶちかまさないと一生アクセス一桁です。

最近の人気はユーチューバーで、やはりユーチューブで簡単に副業のような事を書いているサイトが多い。

現実には9割以上のユーチューバーは1円も収入を得られず挫折しています。

報酬基準が登録者(フォロワー)1000人、再生4000時間に引き上げられたからで、これを達成するのが簡単ではない。

ネットオークションで登録者を売っているが、ばれたら当然アカウントはく奪のうえ永久追放になります。

ユーチューブは会員の国籍や所在地やネット上の活動を追跡しているので、登録者を買ったかどうかも把握できます。

ツイッターやインスタでは相互フォローできるが、ユーチューブではこれも禁止なので、本当の自分のファンを1000人集めなくてはならない。

ユーチューブに初めて動画を投稿して、多くの人は見てるのは自分だけの状況が続き、登録者100人程度で挫折して辞めています。

登録者1000人を達成してもそれだけでは月に5千から1万円程度なので、登録者1万人でやっと「副業」と呼べるレベルになります。

ユーチューブだけで食べていくには登録者3万人から5万人必要で、動画を見て「プロっぽい」と思える人だけです。

登録者1000人にできるのは1割以下、1万人は1%もおらず、登録者10万人は日本で100人も居ないでしょう。

推定で登録者1万人をもつ日本人ユーチューバーは2000人程度、これは日本のプロサッカー選手と同じくらいです。

つまり日本で登録者1万人、月10万円以上稼ぐ個人ユーチューバーは、プロサッカー選手と同じ人数しかいない(2018年頃の数字)

ネット上の簡単に稼げる副業の多くはこんな感じで、一部の成功者を除けば9割は1円も稼げず終わります。

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