壊れるかみすぼらしいほど古くならないと買い換えない
どのように「壊すか」がメーカーの悩みどころ
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2017年からハイテク縮小が始まっていた

2020年の世界はコロナがきっかけで縮小しているが、実は多くの分野で2年以上前から縮小は始まっていた。

産業の象徴である世界新車販売は2017年に1億台近く売れたが、18年と19年にマイナスになった。

2020年ももちろん大幅マイナスなので9000万台を割り込む可能性もあり倒産するメーカーが出るかもしれない。

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スマートフォンは2010年代最大のヒット商品でしたがピークは2016年で、その後は毎年販売台数が減少しています。

原因は一つには欲しい人に行き渡った事で、人類全員の人口よりモバイルフォンの台数が多い。

2つめはスマホの長寿命化で、最初は2年しか持たなかったが現在は4年以上使用している。


全員に行き渡ったうえに使用年数が伸びているので、今後もスマホ販売台数は減少するかも知れない。

スマホ以前は90年代後半から2008年までパソコンが最先端のハイテクだったが、これも販売が低迷している。

パソコンはスマホの2倍も長寿命なので一度買ったら簡単に買い換えず、デスクトップだと8年以上は使える。



EVの欠点は寿命が長い事?

最近伸びているのがEVつまり電気自動車だが、意外に早く全盛期を終える可能性があります。

テスラのような高級EVは長寿命な上に故障が少ないという「欠点」があり、PCやスマホに似ている。

ガソリン自動車がなぜ今まで消費の王者だったかと言うと、高価なのに短期間で壊れたからでした。


新車を買って乗るのは昔は平均3年で今は5年、EVになるとそれが8年や10年になるかも知れない。

なぜならEVは構造が単純で部品点数が少なく、摩擦や抵抗や熱を生じる箇所もガソリン車より少ないからです。

今のEVはガソリン車より劣っているが、技術は急速に進歩し耐久性は無限に向上する。


エンジンは定期的にオイルを交換したりしないと壊れるが、洗濯機や掃除機は無限に回り続けます。

ハイテク商品の長寿命という問題ではマイクロソフトが過去に苦戦し、ウィンドウズを数年ごとにアップデートして使えなくしている。

アップルやグーグルはそうした制度ではないが、結局数年で最新OSに対応できなくなり買い替えを迫られる。


家庭用ゲーム機もこの問題に直面し、スレイステーションは約7年ごとに新型機を発売し、旧モデルでは最新ソフトを使えない。

新しいゲーム機を発売して古いゲーム機を使えなくするのが重要で、そうしないと今もファミコン使うユーザーが居るかもしれない。

メーカーはあの手この手で製品寿命を短くし買い換えさせようとするが、寿命が長い商品を買う方が得になる。