分科会は将来の感染状況を説明しているが、沖縄県は現在の状況を言っているので、話がかみ合わない
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画像引用:https://www.nippon.com/ja/news/fnn2020082176444/ 「減少傾向に転じている」 政府分科会で注目発言 | nippon.com



コロナはピークを打ったか

日本政府のコロナ対策分科会は8月21日、感染拡大が全国的に「ピークに達した」という見解を示した。

脇田・国立感染症研究所長は記者会見で、流行曲線や実効再生産数を検討した結果、こうした結論に至ったと述べた。

実効再生産数は一人の人が何人に感染させるかを示し、発症日別のエピカーブ(流行曲線)も低下傾向にある。

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現在の傾向が維持されると考えると、7月下旬が感染のピークだったが、再拡大の可能性もあるとした。

8月に入って短い夏休みや、例年より少ないが帰省ラッシュなどがあり、今後の再流行要因になりえる。

最も感染者が多い東京都は、今後もある程度新規感染者はあり、再び増加する可能性があるとした。


分科会の尾身茂会長は8月19日の衆院厚生労働委員会で、沖縄県もある程度下火になっていると説明した。

沖縄県が7月31日に緊急事態宣言を発令し、対策の効果で実効再生産数などが低下した。

実効再生産数は1人の感染者が平均何人にうつすかを示す指標で、1.0を下回ると感染者は減少していく。


沖縄県の実効再生産数は5から3だったが、8月10日以降は1.0を下回っている。



9月に沈静化するかが注目

沖縄県の8月19日の新規感染者は71人、累計で1759人と増え続けていて、沖縄県は流行は下火という尾身氏の発言を批判している。

沖縄県出身議員や県の担当者は「重傷者が増えて医療がひっ迫している。下火は的外れだ」と否定した。

分化会が研究したのはウイルスの感染状況で、感染者が非常に多いとしても他の人に感染しなければ終息に向かっていく。


対して沖縄県の言い分は現在病院に多くの感染者が居て、新規感染者が多いという話をしているのでかみ合わない。

将来的には感染率の低下によって徐々に新規感染者が少なくなり、いずれ一日に10人以下になるでしょう。

日本の感染者数は2月前半は一日に10人から20人程度だったが、3月後半に第一派流行が始まり急速に増えていった。


4月12日には最多の743人を記録したが、5月後半には50人以下に減少しました。

これで規制や自粛が解除され気のゆるみがあり、6月後半に第二派流行が始まりました。

8月3日には一日に1998人を記録し、欧米並みの一日1万人も現実味を帯びてきました。


6月後半までの累計感染者数は約6万人、このうち4万5千人以上が既に回復しています。

感染者のうち重症やなくなったほとんどは60代以上の高齢者で、40歳未満はほとんど居ません。

また感染者の多くは医療機関や介護施設、特定のレジャー施設などが大量に出していました。


高齢者が集団行動を避ければほとんどの感染は避けることができたが、介護施設や入院患者の感染が大量感染につながりました。