コロナが広まってから困っているのが、ニュースが一方方向の偏ったニュースだけになった事です。
コロナ以前はそれがどんな事でも、現地に行って取材やインタビュー記事を掲載する記者が存在していた。
例えば中国でEVが売れているというが、現地で確かめたら補助金の公用車や、電動カートのようなミニカーが多かったなどです。
トランプ集会に来てるのはどんな人たちなのか、アメリカの貧困者はなぜ貧困なのか、現地に行かないと掴めない。
コロナ後はどこかの誰かが書いた記事を、明らかにコピペしたような記事が増え、それをまた別な記者がコピペしている。
テレビ報道でも「現地からお伝えします」のような構成がなくなり、タレントと漫才師がスタジオで次期総理について議論している。
これはもう報道なんかではなく漫才番組だと思うが、取材したくても感染を恐れて現地に行けない。
取材に行けないどころか出演者は自宅に居て、自分の機材で自撮りして出演しているからテレビも終わっている。
唯一の希望はネットメディアだが、これは玉石混合で質の低い煽りとコピペのコピペみたいな内容が多い。
今日の香港は明日の沖縄
武漢でコロナが広がり始めたころ、武漢市内から投稿するユーチューバーが少なくとも3人居ました。
その後2週間ほどで3人とも外部と交信が途絶え、うち2人は中国公安に拘束されたまま行方不明です。
もう1人はコロナに感染して強制隔離になり、しばらく病院から配信していたがこれも行方不明になった。
香港での出来事を考えると、3人は良くて収容所か刑務所、悪ければすでにこの世に存在していない。
その香港ではコロナ前は欧米メディアが入って大々的に報道していたが、全て引き上げて誰も現地に居ないようです。
報道は中国政府の発表と、ゲリラ的に発信している民主活動家の情報だけになっている。
これは中国を「非・民主化」したい中国に好都合で、西側メディアが引き上げた隙にやりたい放題やっている。
教育施設と称する収容施設を香港に作り、思想改造を行い別の人格に変えるような事もしている。
人民解放軍と公安部隊数万人が英国との返還条約に違反し香港に駐留しているが、国際社会とやらはまったく報道しない。
沖縄の知事が望むように沖縄が中国に「返還」されたら、すぐに今の香港のようになります。