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消滅地域なんかに移住してはいけない

行政サービスやインフラは数十年後も保障されるだろうか
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理想だけで田舎暮らしはできない

コロナで都市生活が嫌になり、田舎や過疎地域に移住する人が再び増加しているそうです。

田舎暮らしを勧める有名人も居て、安い空家を買って気ままに暮らしてサイコーだなどと言っています。

だが田舎や限界集落には「一線」があり、あるレベルから下の地域に住むべきではありません。



緑がいっぱいで少ししか家が建っていない風景を見ると「田舎に引っ越そうかな」と誰しも思います。

だがそうした過疎集落にはそもそもインフラが無いか、これから無くなろうとしています。

日本人の9割は国際基準では都市部に住んでいて、電気・ガス・上下水道・道路・ごみ処理などのサービスが当たり前に行われている。

もし同じ税金を払ってこれら行政サービスが一切無しだったら怒るでしょうが、限界集落ではこれらは有りません。

電気は近くに民家があれば無料で引けるが、他の家から離れていると電気を引くのに数百万円や数千万円の負担になります。

水道は都市では安いが田舎は高く、山の上の限界集落では水道がない場所も多い。

移住するなら行政サービスやインフラが将来も保証される地域

その集落の水利組合のような団体に加盟しないと、その辺の水を勝手に引くこともできません。

そんな地域に都市ガスがある筈がなく、プロパンガスの配達も販売店が近所にないと配達してくれない。

ガソリンスタンドから数十キロも離れていたら灯油の配達もしてくれないし、だから今も薪を燃料にしている家もあります。

ゴミの回収にも来てくれないので住人で自治会を作って自分でゴミ捨て場を設置し、週1回くらい回収に来てもらう。

自治会や組合に入るには神社や寺の費用を払う必要があり、先祖代々住んでいるリーダ-一族と親しくなる必要がある。

「神社の修繕費など払う義務はない」と正論を言って住民の中心グループと対立したために、ゴミ捨て場を利用できなくなった移住者はかなり多い。

そうなると水利組合にも入れてもらえないし、電柱を建てるのも地権者に拒否されるし、ガスや灯油の配達もしてもらえません。

野菜など食糧は豊富にあるように思えるが、無償で融通しているのは親戚とか幼馴染の関係がある人達です。

様々な不合理な習慣に従って住民のグループに入れてもらって、やっと野菜などを売ってもらえるようになる。

都会で育った人がそうした場所に移住して溶け込むには数十年かかり、やっと受け入れられてもそこは無人集落になっているでしょう。

努力に対して得られるものがほとんど無いので、「一定レベル以下」の人口地域に移住するべきではないです

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