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コロナ下の外食勝者はマックと「かつや」、以前からデリバリーやテイクアウト重視

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マック、かつやともコロナ以前から自前のデリバリーサービスをしていた
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画像引用:【かつや 東京平和島店】「うまい」を支えるプロフェショナル「かつや」でデリバリースタッフ♪ | すぐ働けてすぐお金がもらえるスキマバイト・単発バイト探し, タイミーおしごと図鑑https://timee.co.jp/jobs/offer/4EDOHbq8esM3VGN3hg8_Jg

マクドナルドの必然的な成功

コロナ流行で大打撃を受けた外食産業だが、あまり打撃を受けなかった企業や増収増益になった企業も存在した。

最初に存在感を示したのは日本マクドナルドで、以前から取り組んできたデリバリーが圧倒的強みになりました。

同業他社はテイクアウトもやっていたものの店内飲食重視で、配達はまったくやっていませんでした。



マクドナルドは専用の3輪バイクを店に大量に並べて、専用スタッフを雇って自宅までデリバリーしていました。

コロナ流行によって出前館やウーバーイーツで注文する人が増えたが、多くの外食店は自前の配達サービスをしていません。

マクドナルドはドライブスルーも最も早く取り組んでいて多くの店にはドライブスルー専用レーンと専用窓口が設置してある。

テイクアウトも重視していて店内には必ず待機スペースと受け取り窓口があり、「注文したが居場所がなく気まずい」という事がない。

他の外食チェーンだとテイクアウトを注文して待っている間、食べている客の冷たい視線を浴びる。

マクドナルドは一時期衛生問題が発生し、調理は機械化され店員と客が会話せず買えるようになっていました。

「店員と会話したくない」という人の為にスマホで注文すると席まで運ぶシステムが以前からありました。

こういう事まで考えて十分に備えていたので、マクドナルドはコロナ禍で勝者になれました。

一方他の外食店は100年前と同じシステムで運営されていて、「宅配が流行ってるからうちもやろう」という感覚が多い。

例えば即席でテイクアウトやデリバリーを始めた飲食店は保存を考えていなかったため、腐敗した事もあったようです。

コロナが浮き彫りにした進んだ企業と遅れた企業

マクドナルド程ではないがコロナを上手く凌いでいるのが牛丼チェーン3社だが、前年比ではマイナスになっている。

2020年7月の既存店売上高は吉野家が前年比5.7%減、すき家が2.7%増(5月6月は減)、松屋は11.6%減だった。

7月にすき家だけ回復したのは割引券のキャンペーンと、デリバリーしやすいメニューが多い影響と考えられる。

吉野家は以前から店内食重視で持ち帰り向きのメニューが少なく、松屋にも同様の弱点があった。

すき家のほうが家族分をまとめて買って帰る客が多く、持ち帰り店として利用されている。

牛丼チェーンより好調なのは激安とんかつチェーン「かつや」で8月の既存店売上高は123%に達した。

外食の王者マクドナルドすら前年比113%なので、コロナで最大の勝者になったのは「かつや」だったと言える。

「かつや」も牛丼チェーンのように持ち帰りメニューがあり、弁当を買って帰る人が多かった

「かつや」の店内の特徴は牛丼店より座席間が離れていることで、非常にゆったりした印象を受ける。

多くの外食店はコロナで1席づつ空席にしているが、かつやは間仕切りをして通常通りの座席にしている。

コロナ禍では街中の人出がへって繁華街の外食店の打撃が大きかったが、「かつや」は最初から郊外重視で出店していた。

ライバルの激安とんかつ「松乃屋」は市街地への出店が多かったので、かつやより打撃が大きかった。

このようにコロナ下の外食チェーンの勝敗は必然的なもので、コロナ以前から進んだ取り組みをしていた大手チェーンが勝者となった。

「お客様と会話しお金を手渡しするのが文化」と言っていた某チェーンはやはり敗者になった。

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