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米大統領選 「隠れトランプ」で世論調査と現実に差

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前回の世論調査はヒラリー圧勝だったが、「隠れトランプ」が10%以上もいた
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画像引用:https://www.afpbb.com/articles/-/3105485 【図解】米大統領選:有権者の支持率の推移 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News
ヒラリー対トランプの世論調査は大外れ

米大統領選は11月3日に行われるが、実はアメリカ国民に投票権はありません。

有権者はアメリカ50州それぞれで選挙人を選び、選ばれた合計538人だけに本当の「選挙権」がある。

48州では1票でも多い票を得た政党が、すべての選挙人を獲得する仕組みになっている。



メイン州とネブラスカ州の2州のみが、得票率に応じて選挙人を配分する仕組みを採用している。

選挙人の人数は人口比で配分されるので、カリフォルニア州は55人、ワイオミング州は3人など大きな差がある。

これだとカリフォルニア、テキサス、ニューヨーク、フロリダなど人口が多い州の支持率が重要になります。

アメリカは州によって人口構成が大きく違い、白人が多い州やヒスパニック・黒人が多い州がある。

トランプは前回の大統領選でも黒人から嫌われていたが、白人層の支持によって当選しました。

現在も白人だけの調査ではトランプ支持が多く、バイデン支持は黒人やヒスパニックに多い。

またトランプ支持者は高卒以下で高く、大卒では前回はヒラリーが高く、今回はバイデン支持が高いと推測できます。

男女間でも大きく違い男性はトランプやブッシュのような強い指導者、女性はオバマやヒラリーのようなソフトな候補者を好む。

前回大統領選では、かなりのアメリカ人は世論調査で嘘の回答や回答拒否をしたのも分かっています。

大手メディアはすべてトランプを「差別主義者」と決めつけたので、トランプ支持者は職場や地域で発言できませんでした。

勝敗を決めるのは隠れトランプ

こうした隠れトランプ支持者がかなりいたので、事前調査ではヒラリー有利だったのに、大統領になったのはトランプでした。

2016年9月22日のロイター調査によると、ヒラリーは41%でトランプの37%をリードしていた。

それだけではなく投票後の出口調査でもクリントン勝利の結果が出ていたが、結果は58票差でトランプが勝った。

米大統領選では人口が多い州で1票でも上回れば50人以上の選挙人を獲得できるので、こうした結果になりやすい。

2020年の大統領選でもマスコミは全てトランプ批判、バイデン支持でバイデン優勢を伝えている。

2016年のようにトランプが逆転勝利は起こりえるのでしょうか?

CNN(過激なトランプ否定を展開)は10月に入って5回の世論調査をしたが、5回ともバイデン52%以上、トランプ43%以下だった。

トランプがコロナに感染し退院しても支持率は39%に低迷したままです。

BBC調査ではバイデン52%、トランプ43%としていて、やはりコロナと退院は大きな影響を与えなかった。

2016年の選挙では10月22日調査でヒラリー50%、トランプ38%と今回のバイデン52%、トランプ43%よりも差がありました。

ですが世論調査するメディアも前回から学習し、学歴や回答者の偏りを修正しているようです。

トランプが大逆転勝利するかどうかは、隠れトランプがどのくらい居るかにかかっています。

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