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人々の意識や好みを変えたコロナ すし詰め観光や手作り料理はもう流行らない

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奈良時代は川や池で用を足したため疫病が流行し、寺社を建てまくって神に祈った。
疫病はライフスタイルを大きく変える
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コロナで終わったブーム

2020年の世界コロナ流行は多くの産業にダメージを与えたばかりでなく、人々の生き方も永遠に変えた。

例えば今日の人類はトイレで用を足したり箸やフォークで食事をするのは、過去に伝染病が流行したせいでした。

飛鳥時代から奈良時代に日本にトイレは無く、小川や池で用をしていたので奈良は疫病の都でした。



西欧も似たようなものでフランス革命の後までフランスでは道路で用を足していました。

14世紀のペスト大流行の後で西洋人は食器を使うようになったが、ナイフとフォークが普及したのは18世紀でした。

各家庭やあらゆる建物にトイレがあり、手を洗うことが出来るようになったのは20世紀になってからです。

コロナ感染者は人類の0.5%、なくなったのはその3%に過ぎないので過去の伝染病に比べると大したことが無い。

だが現代では情報が一瞬で全人類に共有されるので、「コロナは恐ろしい」という情報が拡散した。

過去の疫病が人類の生活を変えてきたように、コロナ以前とコロナ後では人々の生活が変わる。

旅行ブームの終焉

コロナ前の10年は旅行ブームで、世界の人々は格安航空会社を利用して飛び回っていました。

その環境は今考えると不潔そのもので、密閉した旅客機に数百人が押し込まれて空気を共有していました。

この状況で感染症が広まるのは当たり前で、旅行先でも数百人が押し込まれるのは「当たり前だ」と考えられていた。

こうした詰め込みビジネスをしてきた旅館や観光地は、今後もう再生することはないでしょう。

開業以来女性に大人気だった東京ディズニーランドすら、赤字で従業員を解雇しています。

ディズニーランドでは「何時間待ち」並んでも乗れないのを自慢していたが、今は「不潔」の代名詞になった。

航空会社は世界の旅行ブームで旅客機を増便してきたが、今は半分以上の機体が遊んでいる。

パイロットや乗務員を大量に解雇し、航空業界で食べていけない人が大勢いる。

コロナ前は世界でクルーズ船が大人気だったが、ダイヤモンドプリンセス号では「コロナ船」と呼ばれた。

飛行機は空港に降りて解散となるが、クルーズ船は何か月も船内に閉じ込められ漂流する船が続出した。

三菱MRJことスペースジェットは2000年に森総理の構想で始まったが、20年を費やした挙句凍結となった。

原因は民間企業に放り出して国が関与しなかった事で、中国やロシアは国営企業で軍の支援を受けて開発している。

米国ファーストフードが危機に強い理由は

飲食業でコロナの打撃を受けなかった企業もあり、米国ファーストフードチェーンは打撃が少なかった。

マックに代表される合理的システムはもともと米軍が世界の兵士に食糧を配給するためのものでした。

大量に製造して安全に兵士に届けるには、軍隊システムが有効で個人商店では不可能です。

牛丼など日本のチェーン店もそこそこ対応したが、アメリカ発チェーン店ほど割り切りが良くない。

ダメだったのはラーメンの特に個人店で、米国チェーン店の合理性とは真逆の手作り感を売りにしていた。

例えばラーメンを全世界の米軍兵士に同時に提供できるかを考えると、適さないのが分かります。

同じ理由で回転ずしも衛生管理や大量供給、デリバリーが難しく、店内に客を詰め込まないと利益を上げられない。

過酷な戦場で兵士に飯を食わせる米軍流の米国チェーンは、世界のどんな場所でも同じサービスを保てるのが最大の強みです。

平時にはもっと美味しい店があるかも知れないが、伝染病が流行るなど過酷な状況になるほど強くなる

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