不況になると低価格商品が人気を集め、お値段以上の商品を売る店が注目される。
ユニクロやしまむら、最近ではワークマンなど低価格衣料が流行るのは経済が低迷している時です。
いわば「お値段以上」の店はデフレのバロメーターで、経済が崩壊しかけている証明です。
人々は収入が減ったり将来に不安を持っているので消費を控え、少ない予算で同等の商品を求める。
それがニトリでありユニクロでありワークマンで、実際安ければ嬉しいのだが数年後に国の経済は深刻な不況になるでしょう。
2020年はコロナによって収入減少や失業に見舞われた人が多く、人々はより安い商品を求めている。
最近はやっている激安食品チェーンが「業務スーパー」で、当事者が驚くほど売れまくっている。
20年4月と5月の売上高は前年比30%増を記録、自粛期間中だったので備蓄食料として購入されたようです。
国内総店舗数は875店で最近は毎月数店のペースで出店を増やしている。
業務スーパーの特徴はとにかく安い事で、他になんの長所もないと言い切れるほど割り切っている。
味は二の次、値段が第一
業務スーパーの商品は一般スーパーと同じブランドも置いてあるが、最低価格帯の商品がほとんどです。
同じ商品がライフやイオンの特売品並みかもっと安いが、種類は少ないのでいろいろな商品から選ぶことはできない。
もっと特徴的なのが独自ブランド商品で、冷凍食品や冷凍食材が一般スーパーの半額程度で売られている。
それが安くて美味しいかというと、一般的には美味しく感じる人はあまり居ないと思われます。
イオンやライフより味や品質は劣るのだが、半額だから大歓迎という人が主な購入層になっている。
やっぱり人はお金が余っていたらより美味しいものを食べたいし、高い商品を買い求めると思います。
業務スーパーの食品は味がイマイチでも値段が安いから人気なので、あまり歓迎すべきものでもない。
この手の激安イマイチ店は従来は貧困地区に多かったが、今は日本中に進出している。
これはバブル崩壊以降、日本人が貧困化したのと 軌を一にしている。
バブルの頃はみんなブランド服を来て海外旅行に行き、なるべく高いレストランで食事していました。
今はみんなユニクロやワークマンを来てGOTOで国内旅行し、業務スーパーで安い食品を買い溜めしている。