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日本が写す未来のアジア アジアの発展から衰退へ

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アジア人はなるべく長時間低賃金で働くのを美徳としているが、これが社会を停滞させている
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アジアの発展とアジアの衰退

日本は少子高齢化で経済成長率は世界平均を大きく下回り、このままだと先進国から脱落してしまう。

ところが東アジアでは日本より出生率が高いのはモンゴルだけで、他は全て世界最低レベルになっている。

韓国は月別でついに0.9を割り込み台湾も1.0前後、北朝鮮は人口減少なのでかなり低いし、中国も1.4以上ではない。



このまま1世代が経つと生まれてくる子供の数が現在の7割ほどに減り、すぐ半分になります。

日本、韓国、台湾、中国は始まった年度が違うだけで同じ現象が起きていると言っても良いでしょう。

東南アジアに目を移しても出生率2.0を超えているのがフィリピンやミャンマーなど一部の国だけです。

インドの出生率は2.2、パキスタン3.5、バングラディシュ2.1など高いので、これからは南アジアの時代になるでしょう。

世界的な統計学者が「あらゆる統計は全て嘘だが人口統計だけは嘘をつかない」と言っていました。

GDPだの所得だの失業率だのは調査方法によっていくらでも良い数字が出せるが、人口はごまかせない。

アジアは欧米の消費者に食わせてもらっていた

その国の出生数に平均寿命をかければ、遠い未来の人口や発展ぶりもかなり正確に予測できる。

日本の場合は”近い未来”に先進国から脱落し、東アジアの国は次世代にすべて衰退します。

1人当たりの生産性や所得を増やせば欧州のように「豊かな小国」になれるが、日本はそれが出来なくて苦しんでいる。

例えば日本人は同じ給料で長時間働くのを美徳とし、会社や社会に貢献すると思っています。

ところが「同じ給料で多くの仕事をする」と生産性が悪化しデフレを引き起こし、社会の発展を妨げてしまいます。

反対に欧米人は同じ給料でなるべく短時間しか働かないのを美徳としていて、この方が生産性があがり所得が増えデフレにもなりません。

道徳観や人生観の問題なので簡単には変わらず、「まだ仕事の途中だけど時間なので帰ります」と言ったら日本では犯罪者扱いされます。

アジアでは一般的にこのような人生観なので、現代の資本主義経済とは合わないのです。

最近50年ほどアジアの時代と言われましたが、製造業の時代にはアジア人気質と資本主義経済がうまくかみ合っていました。

低賃金でなるべく長時間働いて、いい製品を安く製造して欧米に輸出するのがアジア経済です。

これは一見輸出しているアジア人が中心に見えるが、実際には欧米の消費者がアジア人労働者を養っています。

アジア人は欧米のお金持ちに食わせてもらっていた訳で、欧米人より豊かにはなれません。

アジア人が本当に欧米人より豊かになるには「低賃金で文句を言わず長時間働くのが美徳」という考えを変える必要がある。

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