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2020年米大統領選はバイデン候補が当選確実になり、バイデン大統領とハリス副大統領は政権準備を進めている。
だがここには重大な問題があり、バイデンとハリスは国民からの信任を受けて当選していない。
集計が済んでいないとかではなくバイデンに投票した9割は「トランプ以外なら誰でも良い」と言って投票しました。
こんな選挙を前にも見たことがあり、それは2009年に麻生自民党が鳩山民主党に敗れて自民党が下野した選挙でした。
2007年から始まった世界金融危機は2009年に最悪期を迎え、麻生政権は何一つ正しい対処をしませんでした。
中川財務大臣は2月にローマのG7でろれつが回らないまま記者会見し、以降政権崩壊が加速度的に進んでいった。
麻生総理は「財政出動はむだ」と言って国内で引き締めを実施し、そのくせ外国には1兆円、2兆円と気前よくばらまいた。
国民からみた麻生政権は売国奴そのもので、怒りが頂点に達した日本国民は「麻生以外なら誰でも良い」と言って鳩山民主党に投票した。
その鳩山由紀夫は「日本列島は日本人の所有物ではない」を公約に掲げ、日本国を廃止するなどと公言していた、
冷静に判断すれば鳩山や民主党に投票する筈がないが、麻生の行為に怒りで頭が沸騰していた人たちは「麻生と自民以外なら誰でも良い」とまで思っていた。
鳩山は当選後に公約実行に動き、実際に「日本独自の通貨を廃止し人民元と統合する」と中国に働きかけた。
それだけではなく日本と言う経済圏を廃止し、EUのように日本と中国と韓国を統合しようと呼びかけた。
余りにもぶっ飛びすぎていて中国はビビってしまい鳩山を相手にしなかったので、偶然日本人は救われた。
もし習近平が「はい、そうしましょう」と言っていたら今頃日本は「東夷省東京特別区」とかになっていた。
その後民主党は菅直人が首相になり、原発の緊急注水や自衛隊出動を禁止して原発を爆発させた。
ここでやっと日本国民は民主党の危険性に気づいたのだが、投票する前に気づくべきでした。
根本的な間違いは有権者が「麻生以外なら誰でも良い」と言って鳩山やレンホーが適切かどうか考えずに投票した事でした。
バイデンに白紙委任した米国民
当選したバイデンの公約を見ると、鳩山にも劣らない奇抜な内容が含まれている。
トランプは不法移民を追い出すと当たり前の事を言っていたが、バイデンはまったく逆の事を言っています。
米マスコミは不法移民と言う言葉は差別であるとして、「ドリーマー」夢見る移民と美しく表現している。
バイデンはドリーマー全員を受け入れて市民権を与え、奨学金や社会福祉も受けさせると言っています。
トランプはアフリカや中東や中南米などからの移民を禁止したが、バイデンは再び移民自由に戻すと言っています。
トランプが建設したメキシコとの国境の壁も撤去されるはずで、国境警備隊は解散するのかも知れません。
要約するとアメリカはこれから無制限に移民でき、不法でも入国しさえすればドリーマーとして政府の保護を受けられる。
私もこれからアメリカに移民しようかなと思うくらい好条件で、世界中から合法不法の移民が押し寄せます。
2015年にドイツのメルケル首相が「難民を無制限に受け入れる」とうっかり発言し、数百万人の難民がEUに押し寄せました。
押し寄せた難民はケルンなどドイツ全土で数千人もの女性に乱暴を働いたが、メルケルは報道封鎖して被害届も受け付けないようにして隠した。
結局ドイツ国内でも難民への反発が強まり、EUの全ての国で難民受け入れを制限しました。
こうなってしまうのでバイデンの「無制限移民受け入れ」も大混乱の末に再び制限されるでしょう。
他にもバイデンは「大増税して支出を削減する」と言っていて、これは「大不況を起こす」を公約に掲げているのと同じです。
大きな看板に「わたしはアメリカを不況に陥れる」と書いてあるのに、米国民は「トランプが憎い」一心で読もうとしませんでした。
これから米国民は自分が選んだ大統領がどんな人物か、何も知らずに選んだのに気付くでしょう