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アシアナ航空が大韓航空に買収され韓国唯一の航空会社に

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韓国は2強から1強体制に変化

韓国のあらゆる産業は日本時代の遺産と日本を模倣したシステムで、競争原理を取り入れている。

日本ではどんな産業でも強力な競争相手を育て、トヨタと日産のように競いあってきました。

これが韓国高度成長の原動力になり、サムスンとLG、現代自動車と三星自動車のようなライバル関係を形成した。


だが韓国の高度成長時代は終わり、人口5000万人国で世界レベルの企業複数が競争するのは困難になっている。

電気やITはサムスン1強になり自動車は現代1強、そして航空業界でアシアナ航空消滅が確定した。

韓国の航空業界は大韓航空とアシアナ航空が2大航空会社で、他は零細LCCが乱立していました。
日本で全日空と日航が競い合っているのを模倣し、韓国の航空業界も2大航空会社を作って競い合わせました。

日航と全日空も経営が厳しいが、大韓航空は旅客便を大幅に減らしアシアナ航空は破産状態になっている。

コロナによって両者は赤字から黒字に転換したが、これは旅客輸送をやめて貨物便にしたからでした。
旅客便の座席はすっからかんで、座席を外してマスクや消毒液を運んで儲けている。

韓国の2大航空会社の現状

大韓航空とアシアナ航空はどちらも近年不祥事でマスコミの話題になった事がありました。

大韓航空は「ナッツ姫事件」で2014年に社長の娘の趙顕娥(チョ・ヒョナ)が些細な事で旅客機を引き返させた。

大韓航空副社長のチョ・ヒョナがナッツを袋に入れて出されたのに激怒し、「今すぐ飛行機から降りろ」と言って飛行機を搭乗口に戻させた。
韓国の大企業はすべて財閥制で創業者一族が支配しており、よそものは絶対に出世しない制度になっている。

ナッツ事件の後で社長の父がなくなってナッツ姫と弟(長男)が社長の座を争い、弟が勝ったようです。

だが姉と支持グループも一定の株を保有しており、対立によってグループ解消になった例もある。
現代グループを形成していた自動車、重工、百貨店、保険などは後継者争いでバラバラになりグループとしては存在していない。

アシアナ航空は2018年に機内食事件を起こしており、ほとんどの旅客便で機内食提供が不可能になった。

原因は経営悪化でコストダウンのだめ中国系のサービス会社に変えたところ、その会社は実態が無く機内食を提供できなかった。
これも原因は創業者一族の専横で、機内食提供会社にワイロを要求し拒否されたので、ワイロに応じた中国系企業に変更した。

創業者は事業の知識など何もなく、美人CAを選抜して”喜び組”にしていたとも報道されていた。

アシアナ航空は2015年に広島空港で、2013年にサンフランシスコで着陸失敗事故を起こしている。
広島の原因は高度が低すぎて滑走路を目視できないのに、機長が着陸を続け滑走路手前のアンテナにぶつかった事でした。

サンフランシスコの原因は機長が手動操縦の方法を知らず、自動操縦と思い込んで着陸操作をしなかったためでした。

どちらも機長の技量が未熟なため発生し、まともな操縦訓練を行わなかったのは明らかでした。
大韓航空とアシアナ航空は合併するがどちらも赤字の旅客輸送を縮小し、事実上貨物航空会社のようになっている。

旅客便の減少はコロナと関係なく始まっていて、韓国の旅客便は格安航空会社に移行しています。

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