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日米のコロナ企業、アメリカはIT企業、日本はニトリやワークマン

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コロナの勝者はアメリカはIT企業、日本はかつややニトリ
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画像引用:https://shojapan.net/gafam5 GAFAM(ガファム)とは?世界を席巻するIT企業5社を徹底解説!

不況で社会の主役が変わる

大きな社会の変化があると社会構造が変わったり、勝者と敗者が入れ替わったりします。

世界的な経済ショックでもこうした事があり、経済危機のたびにIT企業が成長してきた。

2008年のリーマンショックを境にしてアメリカではGAFAMと呼ばれる5大IT企業が経済の中心になった。


従来の中心だった石油や鉄鋼や自動車など機械産業は、今ではローテクノロジーと呼ばれている。

日米を比較すると米ダウ平均の上位はIT企業なのに、日経平均上位は今も自動車など旧世代の産業が多い。

この30年ほどのアメリカの世代交代と日本の停滞を象徴しているようで、もの悲しい。
アメリカが世界一のIT大国になったのはアポロ計画が始まりで、コンピューターはこの時実用段階に入った。

アポロを月に送るため複雑な計算が必要になり、ウィンドウズの起源となるOSが作られた。

アポロ計画は今の価値で数百兆円をかけたが何も生み出さず、20世紀最大の浪費と非難された。
だがこの時アメリカは意図せず世界最先端のIT国家になり、50年後も世界トップであり続けている。

最初の始まりは政府による途方もない無駄遣いで、この事は経済の本質は「国家」なのを示している。

勝ち組企業は勝つべくして勝っていた

日本ではコロナによって多くの企業が苦戦したり、前年割れになっているがコロナを機に躍進した企業もある。

過去のリーマンショックやデフレ不況でも躍進した企業があり、今は世界的な企業になっている。

ユニクロは2000年代始めに低価格でブームになり、今は世界最大の衣料品チェーンになっている。
コロナ後も業績を伸ばしている企業としてはワークマン、ニトリ、ダイキン、アパグループなどがあります。

壊滅と言われる外食産業でもマクドナルド・くら寿司・モスバーガー・かつや・餃子の王将はほとんど打撃を受けずKFCは11%も売り上げを伸ばした。

ダイキンは日本式エアコンを海外で販売しているが、1室に一機の日本スタイルは効率の点でセントラルヒーティングに劣っている。
だがコロナで集中冷暖房が危険という事になり、各部屋独立式のエアコンが売れている。

毎年のように温暖化が進み、フランスのようなエアコンが無かった国でもエアコンを設置している。

築数百年の建物にセントラルヒーティングは設置できないが、窓の外に室外機を置く日本式は後付けできる。
マックとモスはアメリカ式のハンバーガーチェーンで、軍隊から生まれたアメリカ式チェーン店は、いつも危機の時に強い。

好調な外食チェーンで共通なのは全国展開していて、システムとして構築できている点です。

かつや、くら寿司は全国どこの店で食べても同じ品質と同じ味、同じ値段で、それが出来ている外食は打撃が小さかった。
餃子の王将は以前から持ち帰りを重視していて、弁当として家族分を買っていく客が増えた。

勝ち組になった外食チェーンは「勝つべくして勝った」ので、コロナだから弁当始めようという店は決して勝つことは出来ない。

ニトリはホームセンター業界が衰退する中で快進撃を続けていて、アパホテルもホテル業が大打撃を受けたのに好調が伝えられている。

ニトリとアパはやがて不況が来るのを見越し、不況の時に暴落した土地を買ったり有利な投資をして成長した。
ここでもやがて来る不況を予測し「勝つべくして勝った」ので、不況が来てから右往左往した企業は負け組になった。

アメリカの勝者はIT企業、日本では昭和時代のビジネスというのが両国の勢いの差を反映している

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