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株価バブル越えには軍事力と外交力が必要

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バブルはなぜ崩壊し、日本は復活できないのか
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バブルはなぜ崩壊したのか

日経平均株価が2万5000円を超えバブル崩壊後最高値になったが、バブル最高値の3万8000円にはほど遠い。

1989年12月29日の日経平均株価38,957円を超えるには何が必要か、そもそもなぜ3万8000円で崩壊したのかを考えてみたい。

アメリカの株価がずっと上がり続けているように、3万8000円が高すぎた訳ではなく日経が10万円になっても良かった


1989年前後には大きな出来事があり、東欧の共産圏崩壊が始まり中国では6月に天安門事件がありました。

ソ連を中心とした共産主義陣営の崩壊が止まらなくなり、米1強体制が始まり「唯一の超大国」という言葉が流行った。

アメリカは永遠の勝者になったと思い込み、中国を援助して大国に育て、わざわざ自分の没落を準備した。
1989年の日本で最大の出来事は昭和天皇崩御で、戦前の日本というシステムが完全に終わった。

日本と言う国では今も天皇が国家元首で、天皇が署名しない国家文書にはなんの効力もない。

1989年昭和天皇崩御で昭和が無効化し、日本と言うシステムが崩壊しバブル崩壊の引き金になった。
昭和天皇は日露戦争の乃木希典から軍人教育を受け、カゴや馬車ではなく歩いて通学した。

戦争や政治にも関心が深かったが226事件を機に陸軍に支配されるようになり、上下関係が逆転した。

敗戦後は軍人を憎むようになり靖国神社への参拝を辞め、平和主義者に転じたようです。

軍事と外交を強化しないと日本復活はない

昭和の戦前は軍事力一辺倒、戦後は経済のみで軍事力放棄と極端で、どちらもマイナスに作用した。

第二次大戦中に日本は国民を飢えさせてでも兵器を作ったが、アメリカ人はハンバーガーとドーナツを食べながら戦った。

日本人は牛で田畑を耕し贅沢を我慢し、アメリカ人は国産スポーツカーでドラッグレースを楽しんでいた。
どちらがより経済が発展しどちらが戦争に勝つか、現代の目で見れば明らかだが戦前の日本人は「我慢すれば勝てる」と思っていた。

戦後の日本は軍事力を放棄し今度は経済のみ、軍事力が無いから外交力も無い国になった。

全てが180度戦前と逆になったが、今度は軍事力と外交力が不足している。
例えば日本政府が金利を変更するにはアメリカ政府の許可が必要(公式には認めていない)で勝手に変更できない。

なぜなら日本を守っているのは在日米軍と米軍の核ミサイルで、日本国の主権が日本政府にはないからです。

今も日本政府は尖閣諸島を米軍が守ってくれるかくれないかを議論しているが、これは日本の主権が日本政府にない証拠です。
著名な評論家は外交とは軍事力であり、軍事力の裏付けのない外交は無意味だと言っていました。

これはその通りでイギリス人に言わせると、世界一外交が下手な国はアメリカだそうです。

イギリスは外交のうまさで定評があり、そのイギリスがなぜアメリカ外交を低く評価するのでしょうか?
理由はアメリカ軍が最強なのでアメリカの外交官は「おい俺に歯向かうのか?」と言うだけで(言わなくとも)優位に立てるからです。

中国もアジアでは強いので、アセアン諸国などはブルドッグに吠えられた猫のようになってしまいます。

ロシアは経済破綻しているが軍隊が強いので、国際社会では影響力があり日本よりずっと外交力が強い。
軍事力が無い日本外交はアフリカの国にすら無視されるが、ロシアは軍事力があるので重きを置かれる。

安倍元首相は外国訪問が好きだったが、安倍首相が100回訪問して援助するよりプーチンの一睨みの方が効果があります。

経済力と言うのも外交力の裏付けが必要で、外交力には軍事力の裏付けが必要です。
自分の国すら自分で守れないような国の経済が発展することは、あり得ません

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