トレーラーハウスは日本では美化されているが貧困者住宅
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画像引用:https://bloximages.chicago2.vip.townnews.com/missoulian.com/content/tncms/assets/v3/editorial/6/34/634b5378-1ccd-50f6-bf78-ffda7f9457b9/59f27e0dec2cc.image.jpg



ニューヨークのアパートの家賃が話題

アメリカの家賃高騰については何度か書きましたが、最近AFPが「NY市史上最悪のアパート」というニュースを配信していました。

不動産仲介業のキャメロン氏が投稿した動画によると、推定3畳程度のワンルーム家賃が月1650ドル(約17万3000円)と紹介されている。

洗面台付きだが風呂、トイレ、コンロなしでベランダもなし、冷蔵庫とクローゼットはある。

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シャワーとトイレは共同でアパート住人で共用されていて、結構きれいだと説明している。

物件はウエストビレッジにあり、「NYで人気地区だと約17万円で住めるのがこの程度」だと結んだ。

これは結構ショッキングだったらしく2000万回以上再生されたが、きっと特殊な例だけが紹介されていると思うでしょう。


だがNYに限らずシカゴやSF、LA、シアトルなど全米主要都市はどこでも家賃が高騰し、ハワイはもはや富裕層しか住めなくなった。

アメリカで人口数百万人の主要都市ではワンルームの平均家賃が約30万円、アメリカでは2ベッド置けるのが普通です。

1人で30万円は払えないので独身者の多くは1つの部屋をシェアしているが、ドラマなどでものすごく美化して伝えられている。


ルームシェアリングは新しい生き方などと紹介されているが、要は家賃が高くて払えないので他人と同居を余儀なくされている。

面白く生きている人達もいるでしょうが、親友でもない赤の他人と1つの部屋を共有するのは普通は楽しくないでしょう。



アメリカでは都市で家族が住むのは困難

NY州マンハッタンのの平均家賃は月3790ドル(約40万円)で平均65平方メートル、広さは日本の倍はある。

家族4人でアメリカ大都市の市内に部屋を借りると平均家賃は月50万円、払える人はもはや富裕層でしょう。

年600万円の家賃と子供2人の教育費が平均200万円、アメリカは保険が高いので医療費込みで年100万円は払う。


すると家族4人で都市部に住むには最低でも年間1000万円必要で、夫婦共働きで2人とも高収入でなくてはならない。

むろん普通の人はこんなの払えないので、もっと郊外の古いアパートに住んだり、車に住んだりしている。

生活費を抑える手段として車上生活者が増えていて、車は乗用車からトレーラーハウスまで様々です。


最もお金がない人は古い乗用車に家族で住み、少しお金がある人はキャンピングカーを買います。

もっとお金がある人はトレーラーハウスで暮らし、電気や水道やガスを備えた専用スペースを借ります。

最初からトレーラーハウスを据え付けてあるトレーラーハウス村もあり、家賃は月10万から20万円です。


高い気がするが家族用の市内アパートは50万円なので、15万円くらいで家族が住めるならアメリカの都市近郊では割安なのです。

これほど家賃が値上がりしたのは不動産価格が上昇したからで、もはやアメリカの都市部で個人が住宅を買うのは不可能になった。

NYマンハッタンではマンションの平均販売価格が200万ドル(2億円)を突破したが、驚くことにこれは中古物件も含んでいます。


日本人に人気のハワイもリゾート地として富裕層が購入したため、地元住民が中心地域に家やマンションを買うのは不可能です。

狭い部屋で家賃17万円は特別な例外ではなく、アメリカの多くの都市でそうなりつつある