雨傘運動は天安門事件と同じく、ただの幻だった
kasa

画像引用:https://talking-english.net/honkong-yellow-umbrella/ 香港の雨傘運動(雨傘の革命)の現場を見てきた _ ネイティブと英語について話したこと



香港の民主化期待は絶望に変わった

香港の民主化運動である雨傘運動は2014年に始まり、2020年に活動家が全員逮捕され終焉を迎えた。

西側各国は時々支持を表明したりしたものの、「自分は民主主義を支援する良い人」とアピールするだけの目的だったようです。

2020年に世界でコロナが拡大すると各国は香港への関心をなくし、中国は香港新法で一斉逮捕に踏み切った。

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「香港国家安全維持法」は中国国内の刑法を香港に適用することで、例えば中国では政府の経済政策をネット批判しただけで逮捕され有罪になる。

雨傘運動の頃に香港の書店出版社が中国共産党や習近平を批判する本を出版し、突如行方不明になった。

その後中国公安に連れ去られていたのが分かり、一時解放されたがまた”行方不明”になったり中国で拘束された。


今まで香港は表向きイギリス時代と同じように装っていたが、香港新法によって公式に自由が無い国になった。

どの程度自由がないのかですが、今まで香港では報道は自由であり、誰がどんな記事を書いても良かった。

中国では報道は国家資格であり、国家試験に合格した者しかネットで記事を書いてはならない。


中国の新聞はすべて人民日報のコピー、ネットニュースは環球時報(ネット版人民日報)のコピーとなっている。

他に得られる情報は口コミだけで、ネット掲示板やSNSには50万人以上の公安部隊が常駐して監視や世論誘導をしている。

近年中国は香港に”教育施設”を建設して拘束者を送り込んでいるが、西側社会では洗脳施設と呼ばれている。


民主のヒロイン周庭らもここで拘束されている筈で、中国では政府に批判的なブロガーが別人のようになって出所した例がある。



香港に見切りをつけ脱出する若者たち

1989年天安門事件は中国の民主化を求めた学生が広場に座り込み、3000人以上がなくなったと見られている。

学生たちは革命を起こすなどの野心はなく、座り込みによって共産党が自ら民主化を行うと考えていた。

今も中国共産党はいかなる民主化にも応じていないので、学生たちがいかに甘い考えだったが分かる。


香港民主化も同じようなもので、傘を持って民主化を唱えた若者たちは、中国共産党が香港に「例外的民主主義」を認めると考えていた。

これも砂糖入りのリプトン紅茶なみに甘く、中国からの仕打ちは濃い緑茶よりも苦いものだった。

日米欧など民主主義国は口先だけで民主化支持を表明したが何もせず、活動家らが次々に拘束されても見て見ぬふりをした。


香港に民主化など起こりえないのが誰の目にもはっきりとし、今香港の人たちは香港脱出を急いでいる。

脱出先としてはオーストラリアやアメリカ、カナダ、欧州、台湾などが人気で日本は移住に厳しいので含まれていない。

香港から台湾への移住者は4000人ほどで推移していたが2020年は1万人に増加している。


今まできっちり約4000人だったのは台湾当局が人数を制限していて、20年は大幅に認可を増やしたと考えられる。

香港の人口は約745万人だが毎年数万人が外国に移住し、富裕層や高学歴者で特に脱出が増えると見られる。

中国の法律が本活的に適用されると、グーグル、ユーチューブ、ツイッターなどお馴染みのサービスはすべて使えなくなる。


中国には個人の人権という考え方がないので、ネットで情報を得たり意見を発表する場も奪われる。

香港を脱出したくても移住条件を満たさなかったり、移住できない居残り組のほうがはるかに多い。

なにやら映画の日本沈没を思わせる光景になっている