中国政府は外国企業が中国で主導権を得るのは絶対に認めない
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画像引用:https://36kr.jp/46439/  テスラが中国国内で1500億円を調達 上海工場でのモデル3生産も順調 _ 36Kr Japan _ 最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア



順風満帆のテスラに中国の罠

テスラは2020年初めに中国工場をオープンし、コロナ禍でも中国EVシェアトップとなり世界EV販売の5割を独占しました。

イーロンマスクは中国に気に入られたようで事業は急拡大し株価が高騰し時価総額は80兆円を超えた。

だが20年後半になって中国メーカーが相次いで高品質なEVを発表し、テスラの技術が流出したのではないかと囁かれている。

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今まで中国のEVと言えば見た目は日本やドイツ車に似ているが性能はイマイチで、品質は最低というのが落ちでした。

だが最近は日本でいうリッターカーや軽自動車クラスで価格は100万円台、航続距離は200キロから400キロも走行できる。

見た目は日本の軽自動車くらい洗練されていて、試乗した日本人によると性能や品質も良いそうです。


たった1年でこれほど急速に進歩したのは理由がある筈で、中国は過去に様々な技術を先進国からコピーしてきた。

iPhoneは中国で製造していたが中国製スマホは技術的性能では既にiPhoneを抜いたと言われている。

自動車でも日独メーカーが中国で生産していて、見た目同じような中国車が製造されている。


同様にテスラの製造技術も既にコピーされたと見るべきで、中国製の安くて高品質なEVが続々と登場した。

先日中国はテスラ車がアメリカ政府に情報提供している疑いがあるとして、軍でのテスラの使用を禁止した。

官公庁や自治体、大企業もこれに倣えばテスラの中国販売は大打撃を受けるが、どこまで本気なのか分からない。



テスラは用済みで中国に乗っ取られる?

中国政府のテスラ制裁はアメリカによる中国IT企業への報復とみられ、象徴的な意味しかないと言う見方がある。

今のところ中国軍はテスラを採用していないようだし、禁止が中国軍だけならテスラは打撃を受けない。

別な見方としてはテスラはもう技術を盗んだので用済みであり、中国から捨てられる可能性もある。


中国政府はテスラに関税免除、合弁不要の特権を与えたが無論これは中国自身が利益を得るためでした。

トヨタやVWが中国工場を設立する際は現地企業との合弁が条件で、役員の半数は中国人と決められていた。

これだと例えば中国トヨタの経営権はトヨタにはなく、中国政府が同意しない限り何もできない。


テスラは合弁なしなのでイーロンマスクに経営権があるが、テスラの技術が欲しかったので特権を認めたのでしょう。

その技術を吸収し終わったらもう厄介者になり、特例は認めない方針に変わるかも知れません。

イーロンマスクは中国でEVの支配権を握る青写真を描いているが、トヨタやVWの例を見ると中国政府が認めるとは思えません