その会社の人は自分の意志で金払って自社サービスを利用してると思いますか?
日本のサービスとアメリカの決定的な差
世界で成功しているとされる会社と、日本企業の商品やサービスを比べると決定的に違う点に気が付きます。
世界的な企業の多くはアメリカ企業で、グーグルやツイッターやアマゾンは誰でも使ったことがあると思います。
アマゾンと楽天を両方使った時に感じるどうしようもない不快感が楽天やヤフーショッピングにあり、アマゾンでは感じない。
ツイッターと日本企業のネットサービスを両方使った時も、最終的に日本のサービスは欠点が多く使わなくなる。
ミクシーという10数年前に流行ったSNSがあるが、今は荒野のようになっていて誰もいない(多分)
以前ミクシーを利用していたが、ある日ユーザーに無断で実名制にしたので、退会してそれっきりです。
ツイッターがある日勝手に実名制にしてユーザーの個人情報を公開するなど考えられませんが、日本企業はやるのです。
ヤフー知恵袋や2ちゃんねるなど日本企業のネットサービスのほとんどは、書き込んだ文章が自分の著作物にならない。
どこかの動画サイトでユーザーからの動画を募集した際、「著作権を放棄します」という一文があり炎上騒動になった。
日本企業は知恵袋にしろ掲示板にしろ日記にしろ、かならず「著作権を放棄します」という規約にしている。
米企業はこうではなくツイッターやフェイスブックやユーチューブに投稿したものは「わたしの著作物」です。
日本のネットサービスを利用すると自分の作品を孫正義や三木谷に譲渡させられ、すべて彼らの所有物になってしまう。
例えば今ライブドアブログを利用しているが、ライブドアブログのドメインに書いたら法律上「ライブドアの著作物」になります。
自分は独自ドメインで書いているので(おそらく)自分の著作物ですが、こんな風に日本企業では個人の権利が保障されず曖昧になっている。
自社のサービスを金払って利用してるのか?
ある漫画家が「自分が知らない間に作品がアニメ化されていた」とツイッターでつぶやいていて、こういう例はかなり多いと知りました。
有名な作品でも作家に無断で出版社が映画化やアニメ化し、作家には報酬無しという場合もあるそうです。
漫画家が苦情を言うと「てめえ誰のおかげで売れたと思ってやがるんだ」と一蹴されるという。
出版不況と言われているがこんな事をやってる業界は滅亡して当たり前で、いずれ日本のネット企業も出版界と同じになるかも知れません。
ダメな日本企業の典型として社長や経営陣や社員が自社のサービスを使っていない事が多い。
かなり前にテレビでファミリーマートの新弁当の開発をやっていて、完成した弁当を社長や重役らがとても不味そうに食べていました。
断言しても良いが試食していた重役らは金を払ってファミマの弁当を食べたことが無く、一生買わないでしょう。
こんな事をしている限りファミマの弁当がローソンやセブンより美味しくなる事はないでしょうね。
ダメ企業と優良企業の決定的な差として、その会社の重役や社員が、自分が好きで自社の商品を買っているかどうかがある。
自分の動画や文章をネットで公開するのに「著作権を放棄します」に署名させるようなサイトに、社員が自分の意志で利用することは絶対にない筈です。
楽天というサイトで買い物するとチェーンメールのように次々に迷惑メールが送られてくるが、アマゾンでは絶対にありえません。
三木谷社長も楽天で買い物なんかしていない筈で、自社のユーザーをバカにしきっているからそういう事をします。
アップルやテスラやグーグルは少なくとも「自分で金払って利用する価値がある」ものを作っている筈で、それは利用してみれば分かります。
ここの社長は自社製品を一度も金払って使ってないんだろうな、というのも利用してみればすぐ分かるものです。