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ニコンもカメラ撤退秒読みか カシオ・オリンパスは売却や撤退

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プロが最高級カメラで撮影した写真を高画質で見れば分かるが、素人がツイッターに投稿してもスマホ写真との違いが分かりにくい
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画像引用:http://www.nikon-asia.com/en_Asia/product/digital-slr-cameras/d6 D6 – Digital SLR Cameras – Nikon Asia

ニコンもカメラ撤退が濃厚

2018年にカシオがカメラ事業から撤退した時は、意外性もあり残念だという声が聞かれました。

2020年6月にはオリンパスがカメラ事業から撤退し、映像事業をファンドに売却した。

今もオリンパスカメラは売られているがそれはブランド名で、会社名はOMデジタルソリューションズになっている。


次に撤退すると言われているのがニコンで、2021年4月に一眼カメラの国内生産終了を発表しました。

ニコンのカメラ生産の9割は海外で中でもタイ工場が最大だったが、それも削減するとしている。

カメラ自体が売れていないので20年3月末に1万1408人だった海外従業員のうち2千人強を減らすという方針を20年11月に発表していた。
これで売上高が1500億円以下でも黒字になると言うのだが、これはもうスマホゲーム企業の売上高です。

2020年にスマホゲームのモンスターストライクは872億円、FATEは623億円、パズル&ドラゴンズは443億円でした。

これは国内課金金額だけで、ゲーム業界には売り上げ1000億円企業がゴロゴロ存在します。
つまりニコンやオリンパスのようなカメラメーカーの売上高は、今やスマホゲームと同等にまで落ち込んでいます。

カメラが売れない原因のひとつはそのスマホ搭載のカメラで、もともとは日本メーカーがガラケーにカメラを搭載したのが始まりでした。

現在はスマホのほとんどを中国で生産していて、カメラ部品を生産する日本メーカーは下請けになっている。

10年後に生き残るのはソニーとキヤノンだけ

デジカメやスマホカメラの中核部品はイメージセンサーだが、ソニーが市場を独占していると言われています。

キヤノンや他のカメラメーカーすらソニー製センサーを使用していて、他メーカーは対抗できません。

カメラ業界ではIT技術で圧倒的に優れているのがソニー、辛うじて対抗できるのはキヤノンで他は見てるだけの状態です。
ソニーだけが新技術を採用した独自カメラを発売していて、キヤノンが後追いし他は周回遅れです。

これだと数年後に生き残るカメラメーカーはソニーとキヤノンの2社だけ、他は医療用や工業用などに転換するでしょう。

オリンパスは医療用カメラでそこそこ儲かっていて、他にも防犯カメラや車載カメラ等『カメラ業界』は幅広いです。
最近高性能一眼カメラで撮った写真をSNSで投稿しても、「スマホで撮ったんじゃないの」と言われることが多いとされています。

ツイッターに上げる程度の小さい画面と画質だと、確かにiPhoneで撮ったのか50万円のニコンで撮ったのか分かりにくい。

これでは高価なカメラを購入する人はどんどん減る訳で、もっと明確な差別化が必要だがそれが無い。
本当のプロが求める画質は当然高級カメラでなくては出せないが、ツイッターに投稿して満足するレベルの人は「スマホで十分」と思うでしょう。

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