アマゾンは偽レビューを指摘するコメントを削除し偽レビューは放置している
画像引用:https://bunshun.jp/articles/-/10247 激増! Amazonの「怪しいレビュー」を見分ける7つのヒント _ 文春オンライン
金をだまし取るネット広告
インターネットが一般に普及して20年が経とうとしており、初期の頃とは色々変わっています。
日本のネット元年をウィンドウズ95が発売された1995年とすると、NTTの夜間「テレホーダイ」が始まった年でした。
現代は1か月光回線で動画を見ても5千円程度、通信量で数億倍になり料金は安くなりました。
この超低コストのインターネットで普及したのがネット広告で、広告費でプラスになるくらい通信コストが下がった。
例えばブログとか動画とかSNSで100人に1人が広告をクリックすると、そのサイトは黒字になるとされています。
ネット広告で罠をしかけたり、不正に金を稼ぐ行為が横行していると言われています。
ネット視聴者がクリックせざるを得ない状況を作るのがコンプレックス広告で、侮辱して劣等感を与えて強制的にクリックさせます。
例えば薄毛の男性は「薄毛で人生おしまい」などと書いてあれば関心を持ち、「100万人の薄毛が治った奇跡の方法とは?」と書いてあればクリックします。
同様に容姿や収入や病気など誰かがコンプレックスを持つであろう事を刺激的に書いて、強制的にクリック『させる』のです。
「誰もが知っている芸能人も愛用」など意味深な文章を並べるが、それらが事実であることは絶対にないです。
もちろん魔法の育毛剤や”背が伸びるブーツ”を買っても何の効果もありません。
今まで見た中で最も酷いと思ったのが「笑うとがんが治る健康法」「がんが治る水素水」で、がん患者を食い物にして金をだまし取ろうとしていました。
蔓延するやらせレビュー
前にアマゾンのやらせレビューにまんまと騙された事を書いたが、その後もその商品は高評価で売れ続けています。
購入したのは冬に首に巻くネックウォーマーで、とにかく高評価が飛びぬけて多い商品を買いました。
届いたのは100均でも見かけないであろう酷いクオリティーで、同封のカードには「高評価するとポイントがもらえる」などと書いてありました。
要するに1000件もの高評価は商品が良かったのではなく、見返りの報酬につられてつけていたのでした。
この商品は高評価に相応しくない事や評価を不正に買っている事を評価に書いたが、「商品のレビューではない」としてアマゾンから掲載拒否されました。
この一件でアマゾン自身が偽レビューに加担している事や、むしろ偽レビューを奨励している実態も分かってきました。
実際自分は他の商品より高評価が非常に多かったから買った訳で、偽レビューの売り上げに貢献した1人です。
商品のレビューで高評価件数が異常に多い物の中で、明らかに日本人が書いた文章ではないのが目立つ場合がある。
「とても有難うです。最大感謝」など翻訳ソフトを使用したと思われる文章の多くは日本在住の外国人がやっている。
ツイッターのフォロワーを1000人いくらで売ってるのと同じ組織で、アマゾンのレビューも請け負って販売しています。
NHKの記事によると中国では商品レビューを書くと商品をただでもらえる方法が流行していて、留学生などが関わっているという。
アマゾンもチェックはしているが、日本国内で実際に注文され発送し高評価を得ているので見逃している。
アメリカの調査会社によるとアマゾンで文章の無い高評価は100%偽レビュー、総合でも40%が偽レビューだった。
星5つのレビューはどうせ偽レビューなので、星1つから星4つまでをチェックした方が良いです。