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起きる可能性がある事はすべて起きるが、すべてに備えるのはマイナス

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万が一よりウーバーイーツとの衝突に備えた方がいい
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起きる可能性がある事はすべて起きる

2011年の福島原発事故と2020年のコロナ流行によって、起きる可能性がある事は必ず起きるのを人類は学びました。

民主主義国で悪党が当選し戦争を始めるような陳腐なドラマも、トランプ大統領で近い事を経験した。

例えば日本の原発政策は「起きる可能性がある事に100%備えないと原発再稼働を認めない」としています。


だが実際には福島原発関連で死んだ人より、階段から転落してなくなる人の方がずっと多いです。

1985年(昭和60年)の日航123便墜落事故は今も恐怖の事故として語り継がれるが、そんなのよりウーバーイーツと衝突してしぬ人の方が多い筈です(資料はない)

万が一に備えるという言葉はカッコいいが、それより冷蔵庫の角に足をぶつけるという身近な対策をした方が良い。
毎日数千人が冷蔵庫の角に足の小指をぶつけている筈ですが、なんの対策もされず世界で毎日負傷者を出しています。

最近ドラム式洗濯機が売れていますが、かなりの数の飼い猫が閉じ込められてしんでいます。

子供が閉じ込められて犠牲になる事故も世界で多発しているのに、誰も気に留めず規制もされていません。
ボーイング737MAXは欠陥で2回墜落して販売中止になったが、毎日どこかで死者が出ているものは規制されません。

万が一に備えるのは一見合理的なようだがあまり意味はなく、それより「毎日起きる危険」に備えた方が良いです。

自分が乗る飛行機が737かどうかチェックするよりも、曲がり角でウーバーイーツに気を付けた方が良い

万が一の保険が役立つことは、ほとんど無い

保険という商品がありますが、あらゆる保険はかけた人が損をするようになっていて、プラスになる人はごく僅かです。

ただ自動車保険のように確率は非常に低いが数億円の賠償金を払う可能性がある場合は、最低限の金額をかけた方が良い。

自動車の任意保険は内容を見ると保証が厚いほど加速度的に支払い額が増え、人生トータルではマイナスになるよう設計されています。
そうしないと保険会社が倒産してしまうからで、”がん保険”というのがかなり悪質な保険商品です。

がんになれば100%保証されるわけではなく(そんな保証をしたら保険会社が倒産する)、ほとんどの人はがんになっても保障されません。

がんの種類に制限があって、このがんは保証するけどあのがんは保証外、すべて保証すると高額な支払金額になります。
日本では国民全員が強制保険に加入しているので、少なくと国保に加入しているなら「世間並」の治療を定額で受けられます。

がんになって支払う医療費は、高額医療費制度を申請すると年間60万円くらいが上限になります。

低所得の人は上限が下がり、生活保護の人は何回がんになっても一生医療費が無料です。
無収入の人の医療費上限は月2万円程度で、このくらいなら親戚にお願いして払ってもらう事も出来るでしょう。

問題は医療費ではなく働けなった時の生活費や通院費用で、これは多くの医療保険で対象外になっています。

病気で働けない分を補償する保険は高額になるので、結局がん保険の類は無駄になります。
保険に毎月1万円払うくらいなら毎月1万円貯めた方が、将来の備えになるし使い道も広い

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