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ミャンマーの軍事政権、陰で操るのは中国か

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新シルクロードに参加した国は次々に独裁政権になっている
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画像引用:https://www.provej.jp/column/china/silkload/ 中国の広域経済圏構想「一帯一路」とは。各国のメリット・デメリットと日本の加盟の行方|グローバル構想固めならプルーヴ株式会社

アジアの中国化が起きている

ミャンマーでは2021年2月1日に軍がクーデターを起こし政権を掌握、軍事政権を樹立しました。

市民による抗議運動を軍が鎮圧し500人以上がなくなり、犠牲者の墓を壊すことも行われている。

墓を壊す行為は象徴的で、共産主義では宗教を認めていないので、中国や北朝鮮では政府が墓を壊すことがある。


日本でも戊辰戦争のとき幕府側の墓をつくらせなかったり、江戸時代は罪人を墓に入れるのを禁止したりした。

アジアではクーデターは珍しくなく、隣のタイもクーデターによる軍事政権だが、一定のルールで統治されているようです。

ミャンマーはこれとは違い墓を壊すという事は仏教も弾圧しているということで、ポルポト政権に近いかもしれない。
カンボジアでは1975年4月にポルポト率いる共産党軍がクーデーターを起こし、4年間で人口の2割以上がなくなったとされている。

ポルポトは農村を理想とする理想主義者で、全国民に古代の農村生活をさせようとした。

高い理想を掲げて従わないものを弾圧するのは、毛沢東や南北朝鮮、旧ドイツや旧日本陸軍などでも見られる。
ミャンマー軍司令官によるとクーデターを起こしたのは総選挙で不正があったからで、不正を正すためやむを得なかったとしている。

悪党もみんなそう言う訳ですが、簡単に鎮圧されると予想していた市民運動が中々収まらない。

抵抗運動が内戦に発展しさらなるクーデターが起きたり、そこに米中が介入する可能性もある。

中国周辺はすべて独裁国家

ミャンマーのクーデターを背後で支援しているのは中国だと言う指摘があり、タイの軍事クーデターも中国が操っていると言われている。

アメリカを中心とした西側は軍事政権に否定的なのに対し、中国とロシアは大賛成で積極的に支援している。

世界のあらゆる軍事政権のスポンサーは中ロと言えるほどで、武器を無償援助したりお金を貸したりしてくれます。
軍事クーデターで政権を握ったような国は先進国から資金援助を得にくいが、一帯一路に加盟して中国の「金の傘」に入る。

西側から離脱しても中国がお金をくれるから軍事政権は存在でき、そうした計算があるからクーデターが起きます。

タイはクーデター後にアメリカとの関係が悪化したが、中国の同盟国になるのを警戒した日米は一定の援助をしている。
同様にカンボジアやミャンマーやラオスが中国寄りの独裁政権であっても、もっと中国寄りになるのを恐れて経済封鎖はしていない。

こうしてアジア諸国は一つまた一つと中国寄りの独裁政権になり、その分民主国家は消えている。

香港は英中条約では独立した自治権が保証されるはずだが、中国は反故にして内地の一部にしている。
今の香港に自由はなく、反革命思想とみなされただけで公安に連行され、誰も知らない場所に収容される。

中国に隣接した国で民主主義といえるのは海を隔てた台湾だけで、だから中国は不愉快でしょうがない。

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