自衛隊の旧型潜水艦は新興国への輸出用に適している
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画像引用:https://www.hiroshima-kankou.com/spot/3832 海上自衛隊呉史料館(てつのくじら館)|観光スポット|広島県公式観光サイト ひろしま観光ナビ



ドイツ潜水艦の事故続く

行方不明になっていたインドネシア海軍の潜水艦が海底800m以下で発見され、水圧で破壊されたと推測されている。

2017年に沈没したアルゼンチン海軍の潜水艦サンフアンと同じで、建造したのもドイツの2つの造船所だった。

同様のドイツ型潜水艦は世界10数か国で使用されていて、韓国は国内製造して国産潜水艦と称している。

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ドイツ潜水艦はドイツ海軍でも故障が相次いで2017年には稼働ゼロ、現在も活動は不活発と見られる。

これでは今後ドイツ製潜水艦を好んで購入する国はなくなるが、西側では他に小型潜水艦を輸出している国はない。

日本はオーストラリアに「そうりゅう」を売ろうとして失敗したが、日本製はいわばロールスロイスであって新興国が買える値段ではない。


沈没したドイツ型潜水艦は2000t以下に対しそうりゅうは4000t以上でそうりゅう改の価格は700憶円とみられている。

2017年に中国は潜水艦3隻を1隻135億バーツ(約430億円)で購入する契約を交わし、他国性より低価格なのを理由に挙げていた。

1隻430億円は高い気がするが、整備や改修費用込みだとするとドイツ製より安いのかも知れません。


何よりドイツ製潜水艦が頻繁に沈没しているのに対し中国製潜水艦が沈んだという事故は、すくなくとも発表されていない。

中国の事だから事故は隠しているでしょうが、沈没したり爆発したら米軍が発表する筈です。

今やドイツ製潜水艦の信頼性は中国やロシア以下になり、新興国は西側の小型潜水艦を調達できなくなった。



自衛隊の「しお」型潜水艦は輸出にぴったり

値段の比較だけならともかく「中国・ロシア製は生きて帰れるがドイツ製は沈没する」となれば誰もドイツ製潜水艦に乗りたくありません。

ドイツ潜水艦隊が急速に縮小したのはメルケル政権の軍縮が原因で、潜水艦の部品ストックが無くなり稼働ゼロになったそうです。

だがアルゼンチンやインドネシアで沈没したのは1980年代前半建造なのでメルケルは関係なく、西ドイツ製の潜水艦でした。


もうその頃からドイツ潜水艦の信頼性や耐久性は低下していて、今頃になって事故を起こしているのでしょう。

西側にはまともな小型潜水艦を輸出できる国がないのですが、ここで日本の出番となります。

日本国民にその気があり、総理大臣に少々の頭脳があればの話ですが、「しお型」潜水艦は現代の新興国の要求に近い。


1968年「うずしお」型(2,450トン)から1994年「おやしお」型(3,500トン)までは涙滴型の通常動力型潜水艦でした。

タイなど新興国もAIPなど新技術を要求するようになっていて、中国もそのような輸出型潜水艦を開発している。

日本の「しお型」潜水艦は大きさがぴったりのうえ機材を搭載できる余裕もあり、信頼性は(自衛隊が運用すれば)世界最高でした。


劣っているのは攻撃力で地上攻撃ミサイルや巡航ミサイルは当時対応していませんでした。

これは米国製装備を搭載すれば解決可能で、アメリカもこの話に乗ってくるでしょう。

問題は日本国民と総理大臣にやる気があるかどうかです