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経済や国力とは気分(マインド)である

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国民が政府を信用しない国は、信じない事で本当に国は無能になります
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無能官僚はなぜ生まれるか
経済とは何かを考えると実態はなく、突き詰めれば人々が気分よくお金を使う事だと言えます。
最近のニュースで興味を引いたのは人民日報で「労働者の7割が将来の仕事を楽観視している」と書かれていました。
もし日本の労働者に同じ質問をしたら、自分の仕事の将来を楽観視する人は1割も居ないのではないでしょうか。

中国は2020年に毛沢東以降初めて人口が減少し、出生率はおそらく1.0以下で今後急速に景気悪化すると見られています。
もっと将来を悲観視したほうが良いと思うのですが、宵越しの銭は持たねえとばかりに消費しまくっている。
そういえば2015年ごろのチャイナショックでは株式が暴落したのに中国人は「共産党が景気悪化させる筈がないから景気悪化しない」と言っていた。
1995年以前の日本人もこのように思っていて、巨大地震が起きても大きな被害は起きないと信じられていました。
日本の官僚は超優秀なので彼らが考えた建築基準は世界一であり、関東大震災がもう一度起きてもびくともしないと思っていました。
経済も今は不況だがいずれ回復して良くなるし、日本はすぐアメリカを倒して超大国になるとみんな思っていました。
ところが阪神大震災ではあらゆる建物が簡単になぎ倒され、政府は火災を放置して人命救助もしませんでした。
戦後数十年の好景気や不敗神話の類は運が良かっただけで、官僚はただのバカ集団だったのが白日の下に晒されました。
この日から日本人は政府を信用しなくなり、人々が政府を信じなくなったせいで保身に走り金を貯め込みました。
国民が政府を信じるとどんな事も可能になる
将来の不安というのは「政府を信じるか信じないか」という問題で、たとえ無一文でも政府を信じられれば将来に不安は起きません。
戦後から昭和50年代の日本人は今より遥かに貧しかったが、将来に不安だなどという人はいませんでした。
日本の官僚はただの無能集団だったが、国民が信じる事で好景気になり、その好景気が官僚や政治家を有能に見せかけていた。
中国の場合共産党が国を牛耳っていて、共産党の正体は私利私欲の集団に過ぎません。
本当は超無能なのだが国民が信じる事で景気は良くなり、あたかも共産党や役人が有能であるかのように見えています。
景気が良くなると国はどんどん大きくなり、軍隊が強くなったり国際社会で重きをおかれるようになります。
安倍首相が100か国訪問して援助するより、習近平が一言つぶやく方が影響力が大きい。
これが習近平を大物に見せているが、人間の中身がどうなのかは分かりません。
日本人がどうすれば再び政府を信用するようになるかが問題で、30年連続不況によって「政府は無能」だと信じ込んでいます。
すると国民はお金を貯め込んで消費せず、本当に不況になり「やっぱり政府は無能だったんだ」と証明されてしまう。
これがさらに政府不信を増幅させ、より消費しなくなり政府はより一層無能化する。
こういう負のスパイラルが30年間繰り返されていて、国民が政府を信じない限りこの不況は続きます
江戸時代の日本は当たり前だが江戸時代、だが数十年後に日本は大国の仲間入りし世界征服を狙えるところまで行きました。
国民が政府を信じるようになるとちょんまげと刀から一世代で、世界を二分し超大国を狙えるまで行くのです。
逆に国民が政府を信じない国は際限なく落ちていき、最後には国が分裂して植民地になります。
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