結局欧米の考えは「また日本を防波堤にしよう」という事です(日露戦争風刺画)
画像引用:https://www.pinterest.jp/pin/434104851558527317/ Russo-Japanese War 1904-1905 _ 風刺画, 日露戦争, 歴史画
人々の勝手な人権意識
世界の人々は今まで何十年も関心を持たなかったのに、急に人権に目覚めてウイグル商品を使うなと言い始めた。
最近アディダスとナイキがウイグル問題で中国を批判して、中国で不買運動の対象になった。
一方欧米の人たちはウイグルで生産したり調達している企業にボイコットしたり、ネットで批判している。
だがこの人たちは10年前にリーマンショックで中国が大型投資をしたとき、「中国は世界を救った」と絶賛していた。
20年前ごろ中国はチベットで民族浄化作戦をしていたが、誰も見向きもせず「中国の時代だ」と大絶賛していた。
知らなかった訳ではなく多くの活動家がアピールしていたが、「人権より金儲けが大事だ」とはっきり言っていました。
その同じ連中がある日手のひらを返して「ウイグル人の人権が大事だ」と言っても誰か信じるでしょうか?
最近欧米人が中国の人権をやかましく言うようになったのは、やっぱり金儲けの為で他の何物でもない。
米トランプ大統領は多くのものを壊し少しの創造をしたが、中国の悪事を暴き「このままでは欧米は中国の支配下になる」と知らしめました。
それまで欧米人は「お金が儲かるなら中国人の家来でも良いんじゃない」と思っていたが、中国の現実を何も知りません。
欧米人は上海や北京の超発展した地区だけを見て「中国はニューヨークと同じだ」と思っていました。
ところがトランプがフタを開けた中華鍋を覗いて見ると、まがまがしい事になっていました。
自分がウイグル人になると気づいた欧米人
要するに欧米人は「このまま中国が超大国になると、自分たちがウイグル人と同じになる」と気づきました。
日本人が3000年前から気付いていたのにやっと気づいたので、大慌てで中国潰しに奔走しています。
しかも欧米人はトランプ大統領在任中は「中国と対立すべきでない」ような意見が主流で、騒ぎ出したのはトランプ退任後でした。
2020年に中国は香港安全法を成立させ21年から本格的に適用し、民主活動家を一斉逮捕し強制収容所などに収容しました。
昨日まで民主国家だった香港が一夜にして旧ソ連や北朝鮮になるのを欧米人は目撃し、「明日は自分がそうなる」と知りました。
要するに欧米人がウイグルの人権にだけ騒ぐのは自分の身を守るためで、ここで中国を潰さないと自分が収容所に入れられるからです。
かと言って欧米人は自分では中国と戦いたくないので、目を付けたのが3000年間中国と戦ってきた日本という国でした。
日本人は中国人と戦い慣れているうえ今もそこそこの大国なので、自分の代わりに中国と戦わせようとします。
最近アメリカや欧州諸国が日本に優しくなったのはこれが理由で、どこまでも自分の損得しか考えていません。
日本としては欧米に協力すれば優遇してくれる筈なので悪い話ではなく、結局欧米の防波堤になるでしょう。
日露戦争や米ソ冷戦で日本はアメリカやイギリスの防波堤になったが、見返りも得たので損はしていない。