拍手!2拍手!3拍手!4拍手! (記事が良かったら拍手しよう)
読み込み中...
スポンサーリンク

中国のウイグルとイスラエルのパレスチナ、なにが違うのか

スポンサーリンク

11-israel-gaza-air-strikes-0511-super-169
画像引用:https://www.cnn.co.jp/world/35170557.html CNN.co.jp _ イスラエルとパレスチナの応酬激化、空爆やロケット弾で死傷者 – (1_2)

欧米人の人道はその場だけ

一時期欧米諸国は競うように中国のウイグル弾圧を非難したが、もう飽きたようで最近は言わなくなった。

結局欧米人にとってアジアの人権とは娯楽、あるいは自分を人道者に見せるためのツールなのかも知れません。

2021年にミャンマーでクーデターがあり軍が政権を握り、抵抗する市民1000人以上がなくなったとされる。


欧米人は最初関心を示したがこれも飽きたようで、NY株価や経済回復などに関心が移っている。

21年5月になってイスラエルとパレスチナの衝突が激化し、パレスチナはロケット弾、イスラエルは空爆で応酬している。

イスラエルはパレスチナの全域を占領していて、ガザ地区西岸など一部でパレスチナが独立運動をしている。
アメリカは近年イスラエルへの肩入れを控える動きを見せていたが、米トランプ政権はエルサレムをイスラエルの首都として承認した。

これを例えると「東京を韓国の首都に承認する」ようなもので、両国の対決に油を注ぐ結果になった。

イスラエルはアメリカの支持を受けてパレスチナへの入植を強化し、パレスチナ人を排除して団地を造成したりした。
今回の対立はシェイク・ジャラー地区への入植を巡る対立で、パレスチナ人を追い出してユダヤ人居住区にしようとした。

やっている事は中国がチベットやウイグルでしている事と同じで、明白な国際法違反です。

だが欧米諸国の多くはイスラエルの「やり方」をやんわりと非難するが、承認している。
欧米人の人道とは、自分をカッコよく見せるツール

日本を含めた先進国はイスラエルに「もう少しおだやかにやりましょう」とは言うがパレスチナ侵略そのものは承認している。

中国によるウイグル弾圧を形だけ批判するが、今日も中国とビジネスをし大儲けしているのと同じ図式です。

欧米人は様々な問題で「人権」を語り自分が人道者だというのだが、決して信じない方が良い。
イスラエルとアラブは4000年戦っていると欧米人は言うが、実際には最近70年であり原因を作ったのはアメリカとイギリスでした。

第一次大戦前に欧州各国では難民や移民問題が発生し、問題になったのがユダヤ人でした。

それまでローマ帝国という大帝国の「地方自治体」に過ぎなかった英独仏らは国となり、民族主義が高揚した。
各国に住んでいたユダヤ人が邪魔になり、英仏は第一次大戦で負けたドイツに押し付けた。

戦勝国の英仏はユダヤ人が邪魔だからドイツに住まわせたのだが、これが後にドイツのユダヤ人排斥の原因となった。

第二次大戦で米英はユダヤ人の協力を取り付ける為、「勝ったらエルサレムにユダヤ人の国を建国する」と約束した。
一方ドイツが占領したアラブ地域でアラブ人の協力も必要だったので、「勝ったらアラブ人の国をエルサレムに建国する」と約束した。

米英はめでたく勝ったのだがユダヤ人の約束だけを守り、パレスチナ人はイスラエル建国の為に国を奪われ難民になった。

これが大戦後ずっと続いている中東戦争の原因で、始まりは米英がどっちにも口約束をした事でした。
ユダヤ人はアメリカで巨大勢力を築いていたがアラブ人は大戦時には石油も無く貧困だったので、アメリカはユダヤ人だけを優遇した。

「人道、人道」と言っている欧米人はこういう人たちなので、彼らが立派な演説をしても嘘だと思った方が良い

タイトルとURLをコピーしました