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中国の経済崩壊に備える習近平と共産党、毛沢東主義に回帰

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神である毛沢東は中国がどうなろうと安全、習近平も逃げ道確保に走っている
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中国人の夢と香港の絶望

中国は今、来るべき経済崩壊に備えて国内を引き締めており、毛沢東原理主義に回帰しつつある。

中国は崩壊すると言われてから13年経つが、危機は表明化せずより深刻化している。

根本原因は投資に依存した経済成長で、最近10年で中国のGDPは少なくとも2倍に拡大した。


成長の原動力は輸出や消費というのは嘘八百で、公的投資つまり公共事業や株や土地の買い支えでした。

最近10年ほどで中国のGDPは多めに見て2.5倍になったが、公的債務は5倍以上に増えたと考えられている。

北京五輪があった2008年はリーマンショックの年でもあり、中国のGDPが日本を抜いた記念すべき年でもあった。
これ以前の中国の公的債務はせいぜいGDP比100%つまり500兆円ほどで、GDP=債務で釣り合っていた。

だが現在の中国のGDPは1000から1500兆円、公的債務は3000兆円以上と推測されている。

中国はGDPも債務も胡麻化して正確な発表をしないので、表向きは現在も健全財政だとしている。
中国は最近になって突然、高速鉄道の新規建設を大幅に制限する方針を示し、中国メディアが大きく取り上げていた。

過去10年以上中国は高速鉄道を年間3000キロ、在来線2万キロ、地下鉄1000キロを建設してきた。

ほぼ日本の全鉄道に匹敵する距離を毎年建設し、毎年50兆円以上を鉄道建設費だけに支出した。
建設費を含めると高速鉄道は全路線が赤字、在来線も一部の大都市を除くと大半が赤字、建設費を除く運営費だけで累積100兆円の赤字です。

西側先進国なら鉄道会社が倒産して廃線にするところだが、中国では誰一人気にしていない。

中国は最近40年好景気だったので、生まれてからずっと好景気でこれが永遠に続くと思っている人が多い。

滅びの準備を始めた共産党

日本が敗戦する時まっさきにこれを察知して自分の保身を図ったのが日本陸軍上層部で、自分だけはなんとか助かろうとした。

満州では日本人移民200万人以上を人間の盾にして、軍人が避難するまで移動を禁止し、自分が逃走する時間を確保した。

それはさて置き中国の滅びを最初に察知したのは中国共産党で、経済崩壊の後に備える動きをしている。
胡錦涛以前の中国は改革開放を志向していたが、習近平になって毛沢東主義への回帰が目立つ。

毛沢東は共産主義を徹底させるために中国の経済を破壊し数千万人を犠牲にしたが、それで自身を神格化し神のような存在になった。

中国がどれだけ貧しくなり混乱しても、自分が神であれば人々が自分を攻撃することはない。
日本マスコミは報道しないが習近平は宗教の禁止を徹底し、全国の仏教寺院の仏像や墓を打ち壊している。

共産主義では宗教は禁止で宗教に由来する墓も禁止だが、改革開放政策では黙認されていた。

アリババのジャックマーは演説で「中国の金融政策は質屋だ」と言ってから行方不明になり、生きているのかも分からない。
香港に本土の法律を適用し民主活動家を一斉逮捕したり、香港の実業家を逮捕したり資産没収もしている。

従来の中国は経済成長優先で、多少の「自由主義」が黙認されていたが、もうそれは許さない。

経済崩壊後に共産党幹部が保身するためには、経済より共産主義、毛沢東主義が重要だと彼らは考えている。

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