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カメラが売れない根本原因を分かっていないメーカー

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高級カメラなのにスマホ以下の写真になるようなメーカーは、消えて良い
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メーカーはプロが使う前提でカメラを作っている

少し前にミラーレスカメラが売れてカメラ女子などが話題になったが、ブームは終息し彼らの多くはスマホカメラに戻った。

結局ミラーレスが一眼レフカメラの減少を補う事は無く、数年ごとに半減のサイクルを繰り返している。

根本的な原因はおそらく「一眼買ったけどスマホの方が画質が良い」という問題で、メーカーはこれを真剣に考えていない。


レンズ性能、センサー性能ともに10万円から50万円のカメラは、カメラ部分に1万円程度しかかけていないスマホより圧倒的に優れている。

だからスマホ写真のほうが一眼写真より高画質などありえないのだが、消費者の多くはそう考えているのでカメラを買わない。

スマホメーカーはグーグルやアップルを始めとしたit企業でプログラミングを得意としている。
高級カメラですら米it企業のソフトウェアに依存して写真の処理をしていて、今やカメラで撮った画像を編集するのは常識になっている。

昔はカメラで撮った色をそのままプリントしていたが、現在はまずカメラ本体で設定や修正し、その後PCで編集や現像作業をしている。

日本のカメラメーカーはスマホメーカーに比べて画像処理や動画処理が劣っているので、「スマホより低画質」に見える。
消費者が写真を見るのはSNSのツイッターやインスタで、決してプリントした写真ではない。

カメラメーカーは高級レンズや高級センターで優れた素材を撮影するが、画像処理が下手くそなため「スマホ以下の写真」を量産する。

カメラを使いこなせるのはハイアマチュアとかプロカメラマンだけで、素人が50万円のカメラを買ってもスマホより劣る写真しか撮れません。

実際スマホのほうがきれいに撮れる

これがカメラ不況の本当の原因で、10万円から50万円払ったのに数万円のスマホ以下の写真しか撮れなかった消費者は激怒し、2度とカメラを買わない。

具体的に指摘すると素人が高級カメラを買うとまず、近所の景色とか親しい人、花やペットなどを撮るでしょう。

この時点でまず「思ったほど画質が良くない。というかスマホより悪い」と感じる筈です。
理由はいくつかあって最近のカメラは「おまかせモード」にするとシャッターを押すだけで撮影できる。

簡単だがこれは「画質の悪い写真を量産するボタン」みたいなもので、自分でカメラの構造を理解し状況に合わせた設定にしなくてはならない。

例えばプロカメラマンは1回写真を撮るごとにホワイトバランスやピクチャーモードなどを替え、露出やフィルターやレンズも交換している。
プロが撮った「良い写真」は大画面高画質にするほどもっと良い写真になるが、高画質なダメ写真はダメなのを強調するだけです。

この点スマホは「素人が何も考えず適当にボタンを押す」のに特化していて、この状況ではスマホの方が良い写真になる。

色なんか勝手に補正してくれるのでホワイトバランスや設定について何も知らなくても良い。
第二の理由はレンズなどの機材で、カメラ女子が買うようなコンパクト一眼は最低のレンズが付属している。

一眼カメラは最高のレンズに合わせた設計なので、2万円程度のレンズだと「いつもピンボケ」みたいな写真になります。

カメラメーカーは最高のカメラマンが最高のレンズを装着しベストな条件で撮影すると想定しているので、素人が安いレンズで撮るとゴミ写真になります。

スマホではカラー補正なんか自動でやるのが当たり前だが、カメラではその作業は撮影者が設定するものです。

一言で言うとカメラメーカーは消費者が求めるものを作っておらず、「誰でもきれいに撮れる」と素人を騙してカメラを売りつけている。

こんな商売でうまく行く筈がないし、スマホ以下の写真しか撮れないカメラを売ってるメーカーは数年で経営破綻します。

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