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半導体不足で中古車が値上がり

2020年にコロナ流行で半導体工場の稼働が落ちたところに在宅ブームがあり、世界的な半導体不足になっています。

この煽りを受けたのはスマホやパソコン業界ではなく自動車業界で、大手メーカーは生産台数を減らしている。

半導体不足でスマホが作れないなど聞いたことがないが、なぜ自動車だけ作れないのでしょうか

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同じく半導体と言ってもスマホ用と車載用は互換性が無く、専用工場で専用の半導体を作っています。

まず2020年前半にコロナショックがあり工場を停止したり、従業員や原材料の確保ができず生産低下しました。

この頃自動車販売が大幅に落ち込むという予想がされ、半減という見方もありました。


実際には主要メーカー18社合計で前年比18%減、翌21年も最初の予想ほど減少していません。

各メーカーは予想より売れるので半導体メーカーに生産注文したが、半導体メーカーはまじめに受け取らず増産しなかった。

半導体メーカーは「どうせ多めに注文してキャンセルするんだろ」と思い、増産しなかったのが騒動の始まりだった。


半導体メーカーは半導体素材を日本から輸入して生産するが、日本が韓国に輸出制限したあの素材が使われます。

半導体素材は長期的に確保するものですぐ増産はできず、「半導体素材の原料」から調達する必要があります

間の悪い事に米国の大寒波や各国の火災で工場の稼働停止があり、需給バランスが崩壊して自動車用半導体が不足しています。

そしてこの半導体不足がアメリカの中古車価格を高騰させています。



アメリカでは”消費は美徳”

アメリカでは半導体不足で新車の供給が不足しメーカーやディーラーは値上げしたうえ、納車を遅らせている。

つまり人気車種を今注文しても納車は数か月後か来年になり、消費者の希望に応えられていない。

ディーラーの駐車スペースには空きが目立ち、本来なら展示車両があるはずの場所も空き地になっている。


米国新車価格は5年前と比べて20%高く、4月は先月と比べても6・8%高い3万7572ドル(約410万円)だった。

中古車平均価格は21年5月に1月と比べて25%高くなり、1年前と比べて50%も高くなっている。

新車より中古車を買う人が増え、レンタカーの需要も増えたのでレンタカー会社が大量に購入した。


アメリカでは政府が国民全員に平均数百万円の給付金を配り、国民は貯金したりせずPS5や家や株や車を購入した。

アメリカ人はもともと貯金しないが、10年も好景気が続いたため消費に対する罪悪感が無い。

日本人もバブル期には「消費は美徳」「宵越しの金は持たない」が常識で、中国は今そんな時代です。


不況が続くと人々は消費が悪だと思い金を使わず、好景気が10年も続くと人々はすぐ消費します。