限られた資金、限られた時間、限られた能力で成功まで漕ぎつけないと失敗する
毎月100万円かかるような起業は失敗します
コロナによって正業で収入を得にくくなる人が多く、副業や個人ビジネス、バイトをする人が多い。
個人ビジネスで最も重要なのは逆説的ですが「お金を失わない事」で、お金を失う人は非常に多いのです。
定期的にニュースになるのが投資でお金を失う例で、本人はビジネスをしているのだがお金がどんどん減ります。
投資は数パーセントの人が無限に勝ち進み、99%は人はお金を失うゲームです。
こうなる事は最初から決まっていて、孫正義やバフェットが1兆円儲けたら100万人が100万円失っています。
投資とかパチンコや競馬などがビジネスにならないのは、想像ができると思います。
次に損しやすいのは現実のお店で、ラーメン屋起業がはやりましたが食べ物屋はとんでもなくコストが掛かります。
カウンターだけの小さい店を始めるにもゼロからだと1千万円以上かかり、軌道に乗るまでもう1千万は必要です。
なぜならゼロから始めた店は固定客がゼロなので、まず1年は赤字が続くはずです。
月50万円の赤字が1年続くと600万、自分の生活費も必要だが黒字化まで持たないお店が多い。
長年続いている個人の食べ物屋は、こうしたリスクを全て乗り越えた数少ない勝者です。
チェーン店は最初からファンが居たりするが、結局オーナーはチェーンの使用人のような存在で、経営権は本社が握り儲けを吸い上げます。
低コスト、短時間じゃないと成功まで持たない
個人で現実世界で何かを起業するには必ず土地や店や設備などが必要で、多くの場合100万円とかでは足りません。
するとラーメン屋と同じでいつか黒字化するにしても、その何年かを持ちこたえられないのがほとんどです。
ネット上で企業やフリーランスとして活動する良さは、多くの場合「元手ゼロ」で可能な点です。
特に自分がプログラミングとか映像とか音楽とか、何らかの専門技術を持っている場合は最初からお金を得られるでしょう。
コストゼロで収益を得られれば、他に仕事があるなら何も失わずにチャレンジする事が可能です。
それでも時間は失う訳で、多くの起業は特に最初は、報酬に比べて膨大な時間がかかります。
例えば多少は収入を得ているユーチューバーやブロガーは、月数万円という場合が多いでしょう。
数万円の副収入を得られれば良いように感じますが、毎日2時間かけたとしたら月60時間労働です。
しかもこの手の創作活動は初心者ほど要領が悪いので時間がかかり、月120時間で3万円などは通常の事です。
毎日4時間かけて月3万円だったら時給250円、ヒカキンなど今は大物になった人たちも最初この位だった筈です。
副業や起業やフリー活動で成功するには「お金を失わない」「時間を失わない」「技術や能力を向上させる」の3つがポイントだと思います
限られたお金と時間と能力をうまく生かした人が、それなりの成果を得ています