武漢ユーチューバーで陳秋実(右)だけが釈放された
中国にとって不都合な情報を発信していた
画像引用:https://bitterwinter.org/wp-content/uploads/2020/03/Three-disappeared-Chinese-journalists.jpg
武漢ウイルス研究所の疑惑再燃
米トランプ大統領は新型コロナウイルスを「武漢ウイルス」と呼び武漢のウイルス研究所から流出したと断言していました。
その時は根拠を提示できず、妄想だとか陰謀論と言われてQアノン(トランプを支持する陰謀論者)と同列視されていた。
だが2021年になってアメリカやイギリスの情報機関が調査し、再び武漢研究所からの流出説が強まっている。
BBCや米メディアは武漢ウイルス研究所(WIV)で、マスクなど個人保護装備(PPE)を着用せず素手でコウモリに触っていたと報道した。
武漢市の調査では新型コロナウイルスは最初、コウモリなど野生動物から始まった可能性が高いとされている。
2017年12月29日の中国中央テレビ(CCTV)放送では、研究員がコウモリに噛まれ、歯が手袋を突き抜けて「針にさされた気分」だと語っていた。
素手でコウモリに触る映像も放送されていて、「狂犬病の予防注射を打った」と解説が加えられていた。
ウイルスが拡大する2年も前の映像であり、これが武漢研究所の実態だったと考えられる。
台湾メディアは放送された当時武漢研究所のコウモリ・コロナウイルス研究の石正麗博士が昇進したので、それを祝うため放送されたとしている。
石正麗は新型コロナウイルスの発生源と疑われているが、「人間を感染させる可能性は非常に低い」と関連性を否定している。
だが可能性は低くても最初動物だけが感染したコロナウイルスが、どこかで誰かに感染したのは事実です。
WHOの調査団は武漢を訪問し、中国政府から接待を受けて飲み食いして「武漢研究所は発生源ではなかった」と嘘の発表をした。
武漢のユーチューバーの1人が「生還」
実際には中国側が案内した場所を観光旅行のように歩いただけで、WHOは調査などしていません。
ところで2020年に武漢でウイルスが大流行し封鎖されたころ、数人のユーチューバーが武漢市内で病院などの様子を配信していた。
そのうちの1人の陳秋実はある日行方不明になり公安に連行されたと見られたが、翌21年3月に釈放されたと報道されている。
これらユーチューバーについてBBCなど欧米メディアが人権問題として報道し、おそらく中国は国際問題に発展するのを嫌って処刑しなかったと考えられる。
陳秋実以外の数人の武漢ユーチューバーは依然として行方不明で、湖北省の女性美人ユーチューバーはコロナに感染し病院でなくなっている。
陳秋実はコロナ患者多数が収容されている病院に潜入したり、当時問題になっていた火葬場にも取材していた。
陳秋実の友人がユーチューブに投稿した動画では、陳氏は武漢で当局に拘束され天津で取り調べを受けた。
現在は青島市で両親と生活していて、健康だが公安の監視下に置かれている
中国では逮捕しても逮捕した事を公表する制度が無く、裁判制度もないし判決や刑を公表する制度が無い。
陳秋実が何の容疑でどの機関に拘束されたのか発表は何もなく、裁判が行われたという発表もされていない。
中国ではユーチューブを「見る事」が違法で配信も違法、報道行為をするには国家資格が必要で市民による報道も違法となっている
こんな国なので接待を受けて「問題なし」と結論付けるようなWHOの調査を信用はできない